保険業界の10年後は・・・

戦後からバブル崩壊後の金融ビッグバンと呼ばれる改革までに旧財務省、大蔵省の護送船団方式により守られた保険会社から販売されていた国内生保の特約てんこ盛の掛け捨て保険の見直しも、外資系生保、損保系生保、男性営業職員やファイナンシャルプランナーの登場で、見直しも一巡した感があります。
まだまだ、勧められて、よくわからず加入している人も大勢いる(殆どそうでしょう)とは思いますが、有る程度保険に意識を高く持っている人は、一度は見直しを実行し、自分の理解できる保険に加入しているのではないでしょうか。

これからの傾向

過去数年の間に、多くの保険会社が業務停止処分を受け、とてつもない金額を支払っていないことをマスコミで発表しました。それは、まだまだこれからもボロボロと増えていくことでしょう。どこの会社も、あまりにも沢山支払っていなかったので、なんだか、不払いの保険会社の罪が薄れてしまったような気がするのは私だけでしょうか。

保険会社が保険金を支払わないという事実はあってはならないことです。例えれば、注文があり入金を確認したのに商品を発送しない通販会社のようなものです。完全な詐欺です。

特約を作っておいて、特約が複雑になりすぎてシステムに欠陥があったなんていうと、なんだか避け難い止むを得ないミスのような気がしますが、会社が収益を上げるために作った特約、契約通り保険金を支払わないのであれば、いわば自分だけが潤うためだけに作られた特約となります。最悪の商品(商品でもなんでもない)です。ひどい話です。

そんな保険会社、とくに損害保険会社は今後特約の数を少なくするそうです。商品がシンプルになれば、不払いも防げるという理由です。恥も外聞も無いといった感じですが、変わらないよりはずっと良い。とにかく良い方向に進みます。保険会社の商品はシンプルになっていきます。

生命保険だけでなく、生活に密着している自動車保険や、火災保険などの損害保険も同様です。

誰でもわかるシンプルな商品

保険がシンプルになればわかりやすくなり、わかりやすくなれば、専門家やコンサルティング営業などが必要なくなってきます。前回の記事のタイトルにあるように、生命保険は自分で自分にあった保険設計が可能になっていくでしょう。

家電や、車を買うときにコンサルタントを雇う人がいないように、保険にもコンサルタントすなわち、ファイナンシャルプランナーは必要なくなるかもしれません。

死亡したらいくら、入院したらいくら、という極めて単純なリスクに備えるのが、生命保険、医療保険です。突き詰めていけば保障はシンプルにシンプルになっていきます。構造は実に簡単です。簡単だからこそ、今までも、転職したばかりの営業マンやセールスレディがコンサルティングと称して保険を売ることができたのではないでしょうか。

>>良い商品とお得な商品は別物!