生命保険の見直し/生命保険の見直し関連情報

生命保険の見直し、これからの10年(2ページ目)

大蔵省の護送船団方式に守られていた保険会社の定期付終身保険も外資系生保、損保系生保、男性営業職員やファイナンシャルプランナーの登場で、見直しが一巡しました。これからはどうなるのでしょう。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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良い商品とはお得な商品ではない

話がそれましたが、こうした専門家、営業マンに頼らないで、自分に必要な保険に加入するためには、どうして保険が必要なのか、実際に困った状態になった時いくらあったらいいのかをしっかりと考えなければいけません。

セールスマンに引き出された危機意識ではなく、自ら真剣に取り組まなければいけません。他人(専門家、セールスマン)からの押し付けの価値観は一時のものでしかありません。

良い商品とは必要な商品であり、お得な商品ではありません。目的も無く商品で選ぶ保険など良い商品でもなんでもないのです。

目的を絞れば、大きな損はない

自分にとって必要かどうかを「絞り込んだ」保険を選ぶのであれば、無駄な保険はかなり少なくなります。反対から見れば、目的さえ絞り込んでしまえば、どの保険会社で加入しても大きな損はしないということです。

それこそ、見積もり請求、加入の際の細かい対応や、保険金の支払いの際誰がサポートしてくれるのか、などを見て決めた方が、保険料が少々高くても得られる安心は大きいはずです。保険が生きてくるとは思いませんか?

商品購入の代金や品質が購入時のチェックポイントになると思いますが、それだけではなく購入後のフォロー、サポート、そしてそこに関わる「人」が大きな判断基準になっていくでしょう。保険も他の商品となんら変わらないのです。

これからの10年

生命保険のみならず、損害保険を含めた保険は、今までは歪でした。しかしこれからは、消費者である我々が求めるシンプルでわかりやすい保険が販売されていくでしょう。

そして、われわれも、保険に加入させられるのではなく。また営業マンに必要性を引っ張りあげられることなく、自ら家族への思いやりや、社員への思いやりのために、保険を活用する。それができる商品と、そんな人が増えていくのではないかと考えます。

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