生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

シニアの保険の考え方と落とし穴

身の回りで保険の必要性を感じる世代です。しかしあわてて加入を考える前に、ちょっと立ち止まって考えて見て下さい。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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大事なことは保険に加入することではありません

身の回りで保険の必要性を感じる世代です。しかしあわてて加入を考える前に、ちょっと立ち止まって考えて見て下さい。

保険の見直しは、保険から離れましょう

今まで加入していた保険がある人は良いのですが、50歳を過ぎるまで健康で特に保険のことは考えず、突っ走ってきた方。周りで入院している人がいたり、テレビで流れるCMや新聞折込広告などを見たりと

「なんだ、結構安く加入できるんだ・・・」

と思ったとたんに、アンテナがたち、今まで気にもしていなかった保険の情報がいろいろなところから流れ込んできます。しかしそれらの情報を鵜呑みにすると、殆どの人が、すぐに保険商品の情報を集めます。

もしくは「何でも同じだろう、安いからいいや」ってことで、中身も大して気にせず加入してしまうケースが多いです。

このように、保険のことが気になりだす仕組みが世の中には沢山あります。そんなとき、思い出してください。

「保険を考えるときは商品選びをしてはいけません」

保険を考えるときは、保険から離れ、自分に万一が起こった場合、いくらぐらいのお金の用意が必要かを考えましょう。

よく高齢者向けの生命保険、シニア向け医療保険などとコマーシャルが流れていますが、高齢時で加入できる保険は保険料が割高か肝心の保障が割安である場合が殆どです。(安く感じる保険はあるかもしれませんが、個人差があるでしょう)

高齢者向けに安い保険が作れるということは、若い人にとっては破壊的な安さの保険を提供できることになってしまいます。世の中にはおいしい話には必ず裏があるのです。

したがって、何度も言いますが、必ず自分が入院したり、亡くなったりした場合どのくらいのお金が必要になってくるのかを考えましょう。

よからぬことを考えるようで気が引けるかもしれませんが、こうした場合に備えて加入するのが保険なのです。早まってはいけません。保険から離れ現実をみつめてみましょう。
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