生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

シニアの保険の考え方と落とし穴(2ページ目)

身の回りで保険の必要性を感じる世代です。しかしあわてて加入を考える前に、ちょっと立ち止まって考えて見て下さい。

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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急に高まる保険に対する興味

メールや実際の保険相談でも「今からでも保険に入れますか?」「親を保険に入れたいのですが、何か良い保険はありませんか?」「過去に大病を患ったのですがこれから加入できますか」といった相談が多いです。

そして、インターネットの世界でも、ヤフーで「シニア 保険比較」というキーワードで検索する人が4500人もいます。(2007年4月時点)この数をどう見るかは個人の判断にお任せしますが、かなりの人が保険に興味を持ち保険に加入しようとしている証拠でしょう。

当然といえば、当然です。先にも述べているように、自分も調子が悪いときがあったり、同世代の友人が病気になったりするので、若い頃に比べ保険の必要性を感じるようになるのは無理もありません。

病歴があり加入できなくても

しかし、残念ながら、この世代になると保険に加入できない人も増えてきます。病気の人が多いとはいえ、やはり健康な人が圧倒的な数を占める世の中です。

保険はその圧倒的な数の健康な人に向けて作られています。既に病気になったことがある人は健康な人向けの保険には加入できないか、ペナルティ(高い保険料等)を課せられ加入することになります。

最近は病気でも加入できるという保険が販売されていますが、いずれにしても保険料は高いです。保険金を受け取るために高い保険料を支払う。費用対効果を考えれば加入した方が良いか悪いかは簡単に分ります。
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