パターン2:夫婦の収入がほとんど変わらない
夫の収入と、妻の収入がほとんど変わらない共働き夫婦はどうでしょう。それぞれの収入で十分やっていける場合は、生命保険は死後の整理資金程度用意するか、現金化できる資産があれば良いでしょう。それぞれの収入に依存していないのですから、将来の支出は将来の収入で対応できることになります。
※将来の支出とは、妻の亡き後の生活費、子どもの養育費、教育費、住居、余暇、考えられるこれから発生する支出です。生命保険を考えるとき、必ず必要となります。
もし、現段階で当てはまるようであれば、わけのわからないお勧めセールスや友達から頼まれておつきあいでで加入した自分でも理解できない生命保険に加入しているのでしたら、即刻解約すべきです。言うまでもないと思いますが・・
反対に、二人の収入でやっと生活が成り立っているような場合ですと、夫が亡くなった場合は、遺族年金が受け取れますので、年金である程度、将来的な収入をカバーできます。
この年金収入等を考慮できるため、即刻保険の見直しを検討すれば、若干は保険金額、保険料を抑えることができます。
しかし、妻が亡くなった場合は、年金に期待できません。したがって、将来的に十分な収入の確保が難しいようであれば、生命保険の必要保障額での加入を検討すべきでしょう。
多くの家庭の場合、妻は将来について不安をもって、真剣に保険加入について考える人が多いですが、男性の場合、楽観的に考え現実に目をつぶる傾向があるように感じます。
思い当たる人はぜひ、将来の支出を十分に補える収入が得られるかを検討してみてください。