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家を買うのはもう遅いって本当?(3ページ目)

昨年から物件価格の上昇や住宅ローン金利の上昇により、マイホームを諦めている人が多いようですが、マイホームの本当の買い時について解説します。

村元 正明

村元 正明

住宅にまつわるお金 ガイド

メガバンクに就職後、経営コンサルティング会社に転職。その後、独立系FP事務所を開業し、マイホーム資金計画や住宅ローンなどをはじめとした住宅金融全般に関するコンサルティングを行っています。これまでの相談事例をもとに、基本からよく迷うポイントまで、ライフスタイルに合わせた計画を立てられるように指南します。

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マイホームの買い時の本当の考え方

マイホームの購入は、経済的にみれば、確かに投資物件と同じように、できるだけ物件価格が安いときに、できるだけ低い金利で買うことに越したことはありません。ただし、そのタイミングを見極めるのはとても難しいことです。

よって、マイホームの買い時は、物件価格や住宅ローン金利の推移もとても大切な要因ですが、老後の生活の基盤確保、結婚や子供の誕生や学校への入学など、長期的な視点で目的や人生の節目を考えながら、計画性をもって”マイホームを買いたい!”と思ったときが本当の買い時と断言してもよいでしょう。

確かに2002年~2005年は、計画性がなくても、物件価格も安くて住宅ローン金利も低かったので、結果として、自己資金が少なくても(場合によっては自己資金がゼロでも)、マイホームを購入できた時代でした。見方を変えれば、この期間中は特別な期間だったといっても過言ではありません。

今後については、物件価格や住宅ローン金利がどのようになるかは予想がつきません。物件価格が下がるまで待っているのも正しい選択の一つでしょう。ただし、物件価格や住宅ローン金利が下がるのに何年間もかかると、家族構成に対して狭い間取りの賃貸物件に、当面住むことになるかもしれません。また、年が過ぎれば過ぎるほど住宅ローンの実質返済期間が短くなるのも事実です(60歳退職とすると、30歳で購入した場合の実質返済期間は30年、35歳で購入した場合の実質返済期間は25年、40歳で購入した場合の実質返済期間は20年)。

これから購入するポイントは5つ

これからマイホームを購入する人は次のポイントに注意してください。
特に家計の見直しなどで毎月1~2万円、妻の手取り収入が毎月5万円(年間60万円)あるだけでも、夫の配偶者特別控除に影響が出たとしても、住宅ローンの返済は楽になります。

●ポイント1
これからは、まずは自己資金(頭金+諸費用)を物件価格の目標3割、最低でも2割準備することを計画的に行いましょう。

●ポイント2
自己資金が十分でない場合は、親からの援助金も検討しましょう。
また、現在の家計の支出を把握して、無駄な支出がないかチェックしましょう。住宅ローンを借りたタイミングで、保険の見直しをして保険料を合理化しましょう。

●ポイント3
子供が小学校高学年以上になったら、妻もパートでもいいから働いて家計の収入を増やしましょう。

●ポイント4
新築物件にこだわらず、中古物件にも目を向けてみましょう。

●ポイント5
結婚したら、将来の住まいを考えましょう。結婚後も妻が働く場合は、妻の給与はすべて貯蓄に回して、マイホームのための自己資金にしましょう。
そうすれば、自己資金1,000万円以上も夢ではありません。

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