親からの援助金の検討が必要な理由

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親からの援助金については抵抗を持つ人が多いと思いますが、経済的なメリットが大きいので1度は検討してみましょう
マイホームを購入するときに親から援助金を受けるのは、いい年になって“親のスネカジリ”をすることになるので抵抗があるという人が多いと思います。しかし、親からの援助金があると、毎月の返済額や支払利息の総額を減らすことができるのでとてもお得です。

最近は、特に都心部で物件の値上がりが顕著で、1年前だったら3,500万円くらいの物件が、現在では数百万円の値上がりは当たり前になっています。
せっかく自己資金を貯めてきたのに、思うような物件が購入できなかったり、たとえ購入できたとしても住宅ローンを多く借りないといけない状況です。

そこで、物件価格が4,000万円の物件は購入が難しいということで、物件価格が3,500万円の物件を探したとしても、当然交通の便が悪いなど多くの点で妥協せざるを得ません。

しかし、マイホームの購入は一生に1回か2回の重要な買い物なので、妥協をするのは残念なことです。

それでは、頭金をあと500万円増やして購入するをいう選択肢も確かにあります。しかし、現実問題として頭金を500万円貯めるためには、毎年100万円貯蓄できたとしても5年間かかってしまいます。

子供が大きくなって賃貸では手狭になったなどの理由でマイホームを購入を検討している人などの場合は、特にすぐにでも購入したいところだと思います。

ではどのようにして自己資金を増やせばよいのでしょうか?

親から援助金をもらった場合のメリット

自己資金を増やすための現実的な手段として、親からの援助金の検討があります。親からの援助金があった場合の効果について具体的に計算をしてみます。

前提条件を自己資金700万円で、諸費用が200万円とします。
住宅ローンの金利が全期間固定金利で3%、返済期間を35年、返済方法を元利均等、ボーナス返済なしにしたとします。

■物件価格が3,500万円の場合
住宅ローンの借入金額は3,000万円となります。
このとき、毎月の返済額は約11.5万円、支払利息の総額は約1,846万円となります。


■物件価格が4,000万円の場合
住宅ローンの借入金額は3,500万円となります。
このとき、毎月の返済額は約13.5万円、支払利息の総額は約2,153万円となります。

このように、今回の事例では住宅ローンの借入金額が500万円違うと、返済額が毎月約2万円(年間約24万円)、支払利息の総額は約307万円違ってきます。

親から援助金があれば、毎月、毎年の返済負担も軽減でき、金融機関への支払利息も大きく軽減できる経済的なメリットがあるのは明らかだと思います。親に援助金について相談しにくい場合は、このようなシミュレーションを準備しておいて、話のきっかけにする人も多くいます。

次のページでは、親からの援助金の方法について解説します。