そこで今回は、数ある共済の中でも全国的に展開している4つの共済を紹介します。保険会社の医療保険とは違った内容をじっくり確認して下さい。
医療保障を取扱っている主な共済
みなさんも聞いた事があるような主要な共済を4つ取上げてみました。■CO・OP共済(コープ共済)
CO・OP共済は全国の生協で取扱いをしている |
CO・OP共済は全国の生協が取扱っている共済で、2006年末では全国148の生協が全国一律の保障内容を提供しています。
主な医療保障の商品は以下の2つです。
《たすけあい》医療コース
(V1000円コース…病気・ケガ入院日額2000円、手術1~4万円/V2000円コース…病気・ケガ入院日額5000円、手術2~8万円/V4000円コース…病気・ケガ入院日額10000円、手術4~16万円)
《たすけあい》女性コース
(L2000円コース…病気・ケガ入院日額3000円、手術2~8万円/L3000円コース…病気・ケガ入院日額5000円、手術3~12万円/L4000円コース…病気・ケガ入院日額8000円、手術4~16万円)
《たすけあい》女性コースは、女性特定病気の場合はいづれのコースも入院日額が5,000円プラスされます。
CO・OP共済に加入する場合は、出資金を払って生協の組合員になる必要があります。出資金額は生協によって異なります。2006年度の割戻金は掛け金の19%と発表しています。
■JA共済
全国のJA(農協)が窓口となっている共済で、仲間由紀恵さん賀集利樹さんがイメージキャラクターを務めています。規模はかなり大きく、商品も「医療共済」「がん共済」から死亡保障や自動車、建物に関する共済まで数多く取扱いしています。特に、女性向けの医療共済である特定損傷特約付定期医療共済「はなこ」には、もし顔をケガしてキズになってしまった時に、キレイに治すための費用を出してくれる女性には嬉しい保障が付いています。
共済加入者は「JA共済の健康・介護ほっとライン」サービスを利用できます。これは、医師や看護師が、直接健康や介護・育児についての悩みに答えてくれる無料電話相談サービスです。生命保険会社では提供しているところもありますが、共済では珍しいサービスと言えます。
JA共済に加入するには出資金を払って准組合員になる以外に、員外利用でも可能となっています。
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