がんのみ、3大疾病、7大疾病…保障対象の範囲は?

一口に疾病保障付き住宅ローンといっても、どの疾病を保障対象としているかはローン商品によって異なります。一般的には下記のような保障の組み合わせになっています。

●がんの疾病保障付き
がんのみを保障対象としています。

●3大疾病保障付き
疾病数が3つの場合は「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」が対象です。

●7大疾病保障付き
3大疾病保障の「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」にプラスして、「高血圧性疾患」「糖尿病」「慢性腎不全」「肝硬変」の生活習慣病を対象としています。

●8大疾病保障付き

7大疾病保障の「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」「高血圧性疾患」「糖尿病」「慢性腎不全」「肝硬変」に「慢性膵炎」がプラスされます。

保険料は「金利上乗せ」もしくは「年齢等で設定」

保険料は、通常の住宅ローン金利に保障分を上乗せするタイプと、別に保険料として設定しているタイプがあります。

金利に上乗せするタイプは、年齢によって保険料に差はありません。がんのみを保障対象とした場合は、だいたい通常の融資金利に年0.2%上乗せ。8大疾病等だと、通常の融資金利に年0.3%程度上乗せとなっています。なかには保障の大きさと保険料負担を半分にした商品もあります。

保険料を別に設定しているタイプでは、誰でも同条件ではありません。加入する年齢によって保険料が異なり、月々の保険料も変動する可能性があります。

なお、いずれの場合も借入額によって保険料は異なります。

借りられる年齢や保障期間には条件あり

疾病保障付き住宅ローンでは、借入時や保障する期間に年齢制限を設けています。例えば、フラット35(住宅金融支援機構)の3大疾病付機構団信では次のようになっています。

●加入時の年齢 満51歳未満
●3大疾病の保障期間 最長満75歳まで
●死亡・高度障害の保障期間 最長満80歳まで

また、加入年齢によって保障内容を変えている商品も。加入者の年齢が20歳以上46歳未満の場合と、46歳以上56歳未満で保障内容に違いを持たせています。

疾病保障付き住宅ローンの注意点は?普通に保険で備えるのとどっちが良いの?