世界はどうなの!?死亡と医療費の比率(3ページ目)

人口に続いて世界各国の平均寿命をまとめたものが下記の表です。調査年は2005年です。

世界各国の平均寿命　（単位：年）

国名	男（人）	女（人）
日本	79	86
ＵＡＥ	76	79
イスラエル	78	82
インド	62	64
韓国	75	82
中国	71	74
アメリカ	75	80
カナダ	78	83
メキシコ	72	77
アルゼンチン	72	78
ブラジル	68	75
ベネズエラ	72	78
イギリス	77	81
イタリア	78	84
ウクライナ	61	73
オランダ	77	81
スイス	79	84
スペイン	77	84
ドイツ	76	82
フランス	77	84
ポーランド	71	79
ルーマニア	68	76
ロシア	59	72
南アフリカ	50	52
オーストラリア	79	84
ニュージーランド	77	82

資料：総務省統計局『世界の統計2008』より 出典元はWHO『World Health Statistics 2007』 ＵＡＥはアラブ首長国連邦、中国は香港マカオ除く、その他調査方法について注釈有

日本は世界でも有数の長寿国ですが、日本だけが図抜けているわけではなく、取り上げた多くの国で男性は70歳代後半、女性は80歳代前半となっています。その中で目立つのが、南アフリカ（男性50歳、女性52歳）やロシア（男性50歳、女性52歳）、ウクライナ（男性61歳、女性73歳）、インド（男性62歳、女性64歳）の平均寿命の短さです。原因は定かではありませんが、水や食べ物の問題や医療水準の低さ、それに戦争や原発等の人的要因が関係しているのではないでしょうか。


次に世界各国の死因別死亡率をみます。他の国は日本ほど悪性新生物（がん）による死亡が多くない!?次のページで確認を！