最も収納率の低い都道府県は東京都!
国民健康保険料(税)の収納率は都道府県によって違いがあります。収納率の高い都道府県を表2で、低い都道府県を表3で記してあります。表2:保険料(税)収納率が高い都道府県【上位10】 |
順位 | 都道府県 | 収納率(%) | 未収納率(%) |
1位 | 島根県 | 95.34 | 4.66 |
2位 | 富山県 | 95.07 | 4.93 |
3位 | 愛媛県 | 94.06 | 5.94 |
4位 | 新潟県 | 94.01 | 5.99 |
5位 | 香川県 | 93.97 | 6.03 |
6位 | 長野県 | 93.81 | 6.19 |
7位 | 岐阜県 | 93.41 | 6.59 |
8位 | 佐賀県 | 93.38 | 6.62 |
9位 | 京都府 | 93.36 | 6.64 |
10位 | 滋賀県 | 93.23 | 6.77 |
資料:厚生労働省『平成19年度国民健康保険(市町村)の財政状況について=速報=』 ※未収納率=1-収納率 |
最も真面目に保険料(税)を納めている都道府県は島根県で、全国平均を5%程度も上回っています。上位には日本海側と四国の県が多く入ってはいますが、地理的な要因によって収納率が左右されていると言うよりも、保険者である市町村の収納に対する取り組みや、被保険者(加入者)の意識が非常に高いと言えそうです。
表3:保険料(税)収納率が低い都道府県【下位10】 |
資料:厚生労働省『平成19年度国民健康保険(市町村)の財政状況について=速報=』 ※未収納率=1-収納率 |
逆に下位は大阪府を除いて全て東北と関東地方の都道府県となっています。特に東京都は86.87%で、平均値を大きく下げる状態になっています。東京都23区の中では新宿区が82.01%と最も低い率になっています。都会の人は自分の事で精一杯なのかもしれません。
次は保険料でなく世帯単位での収納率をまとめてみました。