医療保険/医療保険関連情報

東京23区の国民健康保険料調査2009!(2ページ目)

国民健康保険と介護保険は各自治体によって保険料が異なります。家計に余裕がない時は、少しでも生活コストを切り詰めたいところ。自分の街はどうなっているのでしょうか。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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東京23区と武蔵野市の国民健康保険料

23区と武蔵野市の保険料を調べてみました
23区と武蔵野市の保険料を調べてみました
平成21年度の東京23区と武蔵野市の国民健康保険料(税)は、「所得割」と「均等割」で構成され、下記のように医療分と支援金分をそれぞれ計算することになっています。

●所得割
国民健康保険加入者全員の平成21年度住民税額×所定の料率
※武蔵野市は住民税うちの所得割部分が対象

●均等割
所定の金額×加入者数

所定の料率や金額は表1をご覧ください。

表1:東京23区と武蔵野市の国民健康保険料(税)
区市名所得割
医療分
所得割
支援金分
均等割
医療分
均等割
支援金分
東京23区0.68倍0.26倍27,600円9,600円
武蔵野市1.40倍0.45倍19,200円6,600円
計算内容については各区市のホームページで確認

東京23区は国民健康保険料の計算式が全て統一されていて、2年前より所得割の料率(医療分と支援金分の合計)は下がり、均等割の金額(医療分と支援金分の合計)は増額しています。武蔵野市では所得割の料率は上がり、均等割は同額となっています。

東京23区では、国民健康保険料(税)の上限額が59万円(医療分47万円、支援金分12万円)に設定されています。2年前は53万円だったので、上限に達してしまうような所得の高い人にとっては、負担が増えていると考えられます。武蔵野市の上限は57万円(医療分46万円、支援金分11万円)となっています。


40歳以上の人は他に介護保険料(介護分)も払わなければなりません。介護保険は健康保険とは違い、区によって料率が違ってきます。次のページに一覧表を載せました。
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