どこで両替するかもポイント
15分早めに空港へ行って、お得な両替所を見つけましょう! |
国内で米ドルやユーロのキャッシュを準備する場合、どこで両替するかによっても手数料は異なります。銀行や郵便局よりも、街の両替商の方が割安なケースもあります。また、同じ空港内に軒を連ねる金融機関でも差があることを知っているといないとでは大違い。たとえば米ドルについては差がなくても、ユーロは、みずほ銀行が基準レートプラス6円、三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行などはプラス4円……という具合に店舗ごとの手数料に差があります。(※1)
外貨預金をしておくのも手
おトクに海外旅行をするには、現地の通貨が安いとき、つまり円高のときを狙うのとメリットが大きいのですが、為替レートの動きに合わせてまとまった休暇を取るのは簡単ではありません。もしも円高のタイミングがあれば早めにキャッシュに交換することで、手数料を支払ってもなおおトクになるケースもあるので、数カ月前から為替レートをチェックしておくとよいでしょう。1年以上先の旅行用には、外貨預金を利用するのも手です(※3)。旅行までの時間をムダにせず、利息を受け取ることもできます。海外旅行は外貨投資を考える絶好のチャンスでもあり、リサーチを兼ねて旅を楽しんではいかがでしょうか。
※3 外貨預金を外貨のままキャッシュで引き出すには手数料がかかります。また金融機関によってはできない場合もあります。