英単語集の歴史

掲載日: 2005年 04月 25日

単語集の歴史を変えた萌える英単語もえたん

文章:中田 達也(All About「TOEIC・英語検定」旧ガイド)
英単語集に新しい時代を切り開いた「もえたん」だが……
前回の記事「堀江社長ホリタンで英語界に参入」では、英単語集を第1世代〜第3世代の3つに分類し、大学受験用英単語集の歴史的変遷をご紹介いたしました。

年代 代表的な英単語集
第1世代 1930〜70年代 英語基本単語集、試験にでる英単語
第2世代 1980〜90年代 英単語ターゲット1900、速読英単語、DUO
第3世代 2000年以降 萌える英単語もえたん、堀江式英単語学習帳 ホリタン、1から覚える英単語集 わんたん

今回は、いよいよ、2000年代に発売された「第3世代」英単語集についてご紹介いたします。

第3世代英単語集のきっかけを作った「もえたん」


第3世代英単語集の特徴をひとことで表すと、英単語集に何か別の要素をプラスした、「企画モノ」系英単語集という言葉がぴったりでしょう。

そんな「企画モノ」の第一弾は、2003年11月に発売された、「萌える英単語もえたん」(三才ブックス)です。

タイトルに「もえ(=萌え)」という言葉が入っていることからも想像できますが、「もえたん」の最大の特徴は、「秋葉系」の読者を意識した作りにあります。

例えば、「もえたん」の例文は、「人気の度合いから言って、続編が作られる可能性は高い」、「巨大掲示板の管理人が、年中訴訟を起こされている」など、ゲーム、アニメ、ネットが好きな人であれば、思わず笑ってしまうような内容になっています。

大学受験単語集といえば、過去問などから抜粋された、いかにも「お勉強」という感じの例文が掲載されているのが常でした。

「もえたん」は、個性的な例文で読者をひきつけることを狙った初めての英単語集であり、「第3世代英単語集」の先駆者としての意義は非常に大きいものがあります。

英語教材としての「もえたん」の評価に関しては、
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