ビジネス文書/お礼の文例

飲み会のお礼メールの書き方・例文…ご馳走になったお礼を上司等に!

上司や先輩、社外の取引先から会食や食事、飲み会に誘われた後にメールでお礼を伝える文の書き方を支払いのパターン別に紹介。目上の人に「また誘いたい」「一緒に仕事がしたい」と思わせるお礼メールの書き方とは?デートにも応用できます!

鈴木 真理子

執筆者:鈴木 真理子

ビジネス文書ガイド

飲み会や食事のお礼メールは遅くても24時間以内に送るのがマナー  

飲み会後のお礼メール 上司にご馳走になった時のお礼メール例文と書き方

24時間以内にお礼メールを

食事や会食のお礼メールはスピードが大切!遅くても24時間以内に送りましょう。2~3日後に送ったのではお礼の気持ちが伝わりません。お礼メールはスピード+文面がセットになって、はじめて威力を発揮するのです。お礼の言葉は「ありがとうございました」がスタンダード。でも、あなたにしか書けないメールに仕上げると、より感謝が伝わります。

とくに何がうれしかったのか、楽しかったのかを思い出してみてください。さらに忘れてならないのが、支払いのこと。先輩や上司、取引先にご馳走になったのであれば、その事実に触れないと失礼にあたります。そこでシーン別に使える例文をご紹介します。
<飲み会後のお礼メールの例文と書き方!目次>

飲み会後のお礼メール例文1:100%ご馳走になったとき 

飲み会後のお礼メール例文1:100%ご馳走になったとき    
昨日はお忙しいなか、食事にお誘いくださり、ありがとうございました。おかげさまで〇〇様と楽しいひとときを過ごすことができました。

本当に美味しい豆腐料理でしたね。
そのうえ、すっかりごちそうになってしまい、恐縮しております。

ぜひ、今後ともおつきあいくださいますようお願いいたします。
メールで失礼ながら、まずはお礼申しあげます。

100%支払ってもらった、おごってもらったときは、「ご馳走さまでした」を伝えるのはもちろんですが、前に「すっかり」「思いがけず」と書くようにします。

 先ほどはおいしいランチをすっかりごちそうになってしまい、大変ありがとうございました。
 昨日は思いがけず美味しいケーキをごちそうになり、ありがとうございました。

というのは、たとえばデートのとき。「男性におごってもらうのが当然よ」とばかりに、さっさと店を出る女性がいます。でも、なんとなく感じが悪いのではないでしょうか。たとえ「ここは僕に任せて」と言われても、お財布を出す素振りをする女性の方が愛されると思うのです。ビジネスシーンも同じ。そこで遠慮深いあなたなら、「すっかり」「思いがけず」の一言を加えてみてくださいね。
 

飲み会後のお礼メール例文2:相手が多めに支払ってくれたとき

  飲み会後のお礼メール例文2:相手が多めに支払ってくれたとき    

続いて、相手が多く支払ってくれたときです。同じ職場の上司や先輩などであれば、100%ご馳走になるよりも、このパターンが多いことでしょう。

 昨晩はご馳走になり、ありがとうございました。
× 昨晩は2000円多く出してもらい、ありがとうございました。

迷うのは、自分はご馳走してもらったのか、それとも割り勘にあたるのかということ。でも、相手との差額が1000円以上なら、きっぱり「ご馳走さまでした」と書いてしまいましょう。相手は謙遜するかもしれませんが、こちらのほうが印象は断然よくなります。ある職場で実際にそう書いた部下がいて、上司は「〇〇さんは育ちがよいね~」と陰で褒めていましたから。この場合、上記の「すっかりご馳走になって」と書けば嫌味に取られてしまいますので、「すっかり」は外してくださいね。
 

飲み会後のお礼メール例文3:割り勘だったとき

  飲み会後のお礼メール例文3:割り勘だったとき    

最後は割り勘のときです。たとえ割り勘であっても、メールを送れば、おつきあいが継続・発展するかもしれません。お金より縁を大切にする人は、相手からも大事にされることでしょう。

◯ 昨日はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました。
◯ ご一緒に楽しいひと時を過ごすことができました。
◯ 営業のヒントについて、ためになるお話を伺いました。
◯ 〇〇さんのお話が楽しく、あっという間でございました。

ポイントは、お礼の対象を変えることです。支払いには触れず、楽しい時間を共有できたことや話の内容にフォーカスするとよいでしょう。

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