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TEAMレバプラ×AllABout プロ絶賛!食のプロたちの「こだわり」

ワイン

スパークリングもロゼもおいしい! 夏の暑さを吹き飛ばす為に
きゅっと冷えたワインを
ご紹介!

お手頃なワインでもぐっとおいしくなっています!

最近では街のあちこちでワインバーを見かけるようになり、フレンチやイタリアンはもちろん、和食や寿司店でもワインを楽しめるところが増えました。スーパーマーケットやコンビニエンスストアにも、手頃な価格のものから高級品まで、各国のさまざまなワインが並んでいます。

「どんなジャンルの飲食店でもいただけるのはもちろん、家庭の食卓にワインが上るのも普通の光景になりました。日本でワインが普及すると共に、輸送方法が改善されてきたことも、消費量拡大に功を奏したと思います。輸送中も温度を一定に保てるリーファーコンテナが一般的になり、手頃な価格のワインも良い状態のままで日本に届けられるようになったのです」

そう教えてくれたのは、ワイン&スピリッツ専門誌『WANDS』編集部で、All About「ワイン」ガイドでもある名越康子さん。旬のワイン情報や夏のワインについて、たっぷりと聞かせていただきました。

「濃厚」から「繊細」へ。ロゼも人気!

ところで、いま世界のワインのトレンドはどんなものなのでしょうか?

「実は約20年もの間、ワインの世界はアメリカのワイン評論家であるロバート・パーカー氏の影響を強く受けていました。彼はワインを100点満点で採点しますが、そこで高得点を取れば爆発的に売れるため、造り手たちがこぞって彼の好みに合わせたのです。
彼の好みというのは、赤ワインでも白ワインでも、濃厚でボリュームがあり、アルコール度数も高いもの。そうしたワインが長い間、主流を占めてきました。ところが数年前からトレンドに変化の兆しが見え、それまでの反動もあるのでしょう、繊細な飲み口のワインが好まれるようになってきたんです。ヨーロッパでロゼワインが人気を集めているところにも、現在のトレンドの傾向が表れていますね」


スパークリング、白、ロゼ、赤…
この夏の一本は?

なるほど!そんなトレンドも踏まえつつ、夏にピッタリのワインを紹介していただけますか?

左2本:『スモール・フォレスト』中:『ヴィンテージ・スパークリング・ブリュット』右:『マヒ ツイン・ヴァレー・ヴィンヤード ゲヴュルツトラミネル』<写真:Wine & mustard A(新宿三丁目)>

「まずは、オーストラリアの“タスマニアの父”と呼ばれる実業家・ジョセフ・クローミーのワイナリーでつくられた『ヴィンテージ・スパークリング・ブリュット(写真中)』です。冷涼な産地のスパークリング・ワインで、夏にはぴったりです。
お手頃なワインを、というのならば、いくつか挙げてみましょうか。
アメリカ・ワシントン州のドメーヌ・サン・ミッシェルのスパークリング・ワインは、2,000円前後。なかでも、私もお気に入りの『ブリュット・ロゼ』です。
フランスからは、北西部・ロワール地方で一番有名なスパークリング・ワインの造り手、ラングロワ・シャトーの『クレマン・ド・ロワール・ブリュット』を。花のそれを思わせるさわやかな香りが、暑さに疲れた心身をリフレッシュしてくれそうです。こちらも、2,000円台半ばで手に入れられます。
スペインの最大手ワイナリー、トーレスの『ヴィニャ・エスメラルダ』は、1,000円台のお買い得な白ワイン。白い花やマスカットを思い起こさせる香りが、とってもさわやかです。よく冷やすのがおいしいです。
白ワインに飽きて、でも赤ワインほど重くないのがお好みなら、イタリアのシチリア島のワイナリー、プラネタのロゼワイン。2,000円台でもフルーティーな香りは魅力十分です。
夏でも赤ワインという方には、ブドウの品種がピノ・ノワールの、軽やかなワインをご紹介いたします。南米・チリの冷涼な地域でつくられる『アルボレダ・ピノ・ノワール』は2,000円台、同じくチリのコノスルのピノ・ノワールは1,000円台で入手できます」

スパークリング、白、ロゼ、赤と、勢ぞろい。しかも、手頃な価格のワインが多いから、嬉しいですね!

注目のワイン産地・タスマニアの魅力を堪能

いま注目のワイン産地・国といえば、どこですか?

「たくさんありますが、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン、チリなどは面白いですね。日本も、国内的にはかなり盛り上がっているといえるかもしれません。 そうそう、今年のヒットとしてギリシャもありますね。ちょっとニッチではありますがとっても面白い産地です。その中から特に挙げるなら、オセアニア地域の冷涼な産地でしょうか。『ジョセフ・クローミー』はオーストラリアのタスマニアのワイナリーですし、ニュージーランドのマールボロで栽培されているソーヴィニヨン・ブラン、セントラル・オタゴのピノ・ノワールといったブドウ品種は世界的な評価も高く、ほかの地域の同じ品種よりも香り高さ、濃厚さを備えています。

こちらの『Wine & mustard A』は、まさにそうした地域のワイン・食材が味わえるお店です。『ヴィンテージ・スパークリング・ブリュット』のほかにも、オーストラリアの日本人ワイン醸造家である、敦子ラドクリフさんが手掛ける『スモール・フォレスト(写真左)』、マールボロを代表するワイナリー、マヒの『ゲヴュルツトラミネル(写真右)』など、オーストラリアとニュージーランドの厳選されたワインが揃っています。さらに、そのまま食べてもおいしい9種類のタスマニアのマスタードを軸に、同じくタスマニア名産のハチミツを使ったハニーローストポークなど、お料理も絶品です。冷涼な気候ながら最もホットな産地であるタスマニアの魅力に、どっぷりと浸かってください」

ワインのお供は、9種類のタスマニア産マスタード。こんな楽しみ方、ご存知でしたか?<写真:Wine & mustard A(新宿三丁目)>

個性的なお店でもっとワインを楽しむなら

ほかにも、おいしい料理を楽しめるお店を教えてください!

「紹介したいお店はたくさんあるのですが、1軒目は東京・馬喰町にある『東京ぶどう酒店』です。日本で最初にシャンパン・バーをプロデュースした阿部誠さんがオーナーソムリエを務めるお店です。ワインリストには、世界各国のワインが2,000~9,000円台で約120種類もラインナップ。カジュアル・フレンチ系のお料理も、とても美味です。

もう1軒は、少し変わり種のお店を。西麻布にある『カーヴ・シンデレラ』では、おいしい焼き餃子をつまみながら、シャンパーニュ(フランス・シャンパーニュ地方特産のスパークリング・ワイン)をいただけます。一見、意外な組み合わせですが、これが驚くほど合うんです。常時8アイテムがそろうグラス・シャンパーニュをはじめ、70種類を超えるラインナップのほか、シャンパーニュの主要品種であるシャルドネやピノ・ノワールのワインも揃っています。ハイレベルのシャンパーニュと焼き餃子という組み合わせも面白いですね!

カジュアルな雰囲気の中、友人たちと楽しむ夕べを。<写真:東京ぶどう酒店(馬喰町)>

「食のプロ」が紹介する名店まとめ

Wine & mustard A(新宿三丁目)

東京・新宿三丁目の一角に佇むワインバー。取り扱うワインは100種類以上。いま最もホットなワイン産地の一つであるオセアニアのワインと、オーストラリア・タスマニアのマスタードを使った料理がいただけます。マスタードの真の魅力に気づかされること間違いなし! また、バックヴィンテージのオセアニアワインもボトルで用意されていますよ。
https://www.facebook.com/wineandmustard.a/

東京ぶどう酒店(馬喰町)

馬喰横山駅のほど近くにあるフレンチ・バル。2002年度全日本最優秀ソムリエの阿部誠氏がオーナーソムリエを務めるだけあって、世界各国の約120種類のワインはいずれも選び抜かれたものばかり。カジュアル・フレンチスタイルの料理も絶品!
http://tokyo-budoushuten.com/

カーヴ・シンデレラ(西麻布)

東京・西麻布にオープンしたシャンパーニュ・ラウンジ。約70種類のシャンパーニュの品ぞろえにも目を見張りますが、フード類のユニークさも特筆もの。塩とレモンでいただく焼き餃子と、香り高いシャンパーニュは注目です。
https://www.facebook.com/cavecinderella/

ハウスウェルネスフーズ株式会社
掲載期間:2016年6月30日~2016年8月31日【PR】