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TEAMレバプラ×AllABout プロ絶賛!食のプロたちの「こだわり」

香り華やか・繊細で新鮮な味わい これから目が離せないのは
“サードウェーブ日本酒”!

日本酒の人気は世界中で高まっている!

和食とともにグローバル化し、アジア各国やアメリカ、ヨーロッパの大都市でもファンが増え、世界で確実にその存在感を増しつつある日本酒。国内でも、これまであまりお酒に親しんでこなかった層にも浸透するなど、新たなブームを迎えています。

「特に伸びているのが、高級酒です。品質が向上すると同時に、スパークリングや低アルコールなど、商品バラエティーが豊かになったことで、今まで日本酒をほとんど飲まなかった女性や若い人たちにも受け入れられています。たとえば、ワインやビールのイベントに参加していた人たちが、近年では日本酒会や日本酒イベント、日本酒フェスに足を運ぶようになったんです」

トータル飲料コンサルタントでAll About「日本酒・焼酎」ガイドも務める友田晶子さんに、どんな日本酒が人気を集めているのか、もっと詳しく聞かせていただきましょう!

日本酒の世界にもやってきた“サードウェーブ”

日本酒業界でいま注目のムーブメントとは、どんなものですか?

「“サードウェーブ日本酒”ですね。グローバルかつトータル的な視点で日本酒をとらえ、品質の物差しである“精米歩合”にこだわらない、若い杜氏たちの手によるもので、ここ1~2年で急速な広がりを見せています。
高度経済成長期から1990年代まで流行った吟醸酒や大吟醸酒をはじめとする、さっぱりとした飲み口の『第一の波』、次いで2年ほど前まで主流を占めていた、芳醇な旨味があり香りも豊かな『第二の波』に比べ、サードウェーブはよりフルーティーで繊細、フレッシュさを感じさせる味わいと華やかな香りが特徴です。
その味わいと香りを十分に楽しむためにも、ワイングラスでいただくのがふさわしい日本酒……、と言ったら、イメージをつかんでもらえるでしょうか」


いままで味わったことがないような日本酒に出会う愉しみ。ぜひ体感したいですね!<写真:夢酒みずき(銀座)>

“サードウェーブ日本酒”を率いる蔵元

「サードウェーブの代表的な蔵元をいくつかご紹介しておきましょう。まず、間違いなくトップリーダーといえるのが、秋田の『新政(あらまさ)』。日本酒を造るための酵母の原点ともいえる6号酵母(新政酵母)を生み出した、名門中の名門の蔵元ですが、その8代目の佐藤祐輔氏が父祖伝来の酵母を活かしつつ、すべて“生酛(きもと)造り”で希少性の高い酒造りを行っています。米の旨味が十分にありながらも、繊細な味わいが特徴です」

「それから、蔵の後継ぎ2人と若い杜氏3人が、やはり生酛造りを採用してお酒を醸している、栃木の『仙禽(せんきん)』。こちらは、華やかでインパクトのある味わいが大きな魅力になっています」

「最後は、私がいま一番推している、京都・伏見の寛永3(1791)年創業の老舗蔵『澤屋まつもと』。『仙禽』同様、蔵の後継ぎの2人がリードし、看板商品の『守破離(しゅはり)』の精神、つまり伝統を重んじながら新しい感性を携えて、酒造りに取り組んでいます。しなやかで優しく洗練された味わいは、ワイングラスにとてもよく似合うものです」

日本酒はよくわからない…そんなことはありません!おいしい一杯に出会えれば、一気に引き込まれてしまう力が日本酒にはあるのです<写真:蔵 みそら屋(錦糸町)>

女性はスパークリング日本酒をぜひ試して

美味い肴と、うまい日本酒…心に沁みるひとときを!<写真:酒蔵レストラン宝(有楽町)>

初心者や女性でも楽しみやすい日本酒はありますか?

「サードウェーブ日本酒は、全体的に初心者でもおいしく飲めると思います。やはりおすすめするなら『新政』でしょうか。かなり人気があるので、多少手に入れにくいのが悩ましいところですが、今の時代の最先端であることは間違いありませんから、トライする価値はあります。多くの方が「日本酒って、本当においしいんだ!」と実感できるはずです。特に女性におすすめしたいのは、福島の『人気酒造』のスパークリング日本酒。フルーティーな味わいで、アルコール度数も低め。小ぶりなサイズも揃っているから飲みやすくて、扱いやすい。それに、ラベルもかわいいんです。古代米を使った赤いスパークリングは華やかな色合いで、見た目にも女性らしさを感じさせてくれます」

飲料のプロである友田さんが、あまたある日本酒の中から厳選した逸品。なんとしても味わってみたいものです!

自分好みの日本酒に出会いに酒処へ

ほかにもいろいろな日本酒にトライしたくなりますね! でも、自分好みのお酒を選ぶのは、意外と難しいですよね。スタッフの方が相談に乗ってくれて、おいしい日本酒が楽しめるお店があれば……。

「そういうお店もありますよ! まずは、有楽町の東京国際フォーラムの地下にある『酒蔵レストラン宝』です。地酒銘酒の9蔵元が共同で出店し、きき酒師もいて、とても上手に飲ませてくれます。それから、銀座の『夢酒みずき』。こちらは、女性きき酒師が提案する180種類の日本酒を郷土料理とともに楽しるお店です。もう1店、錦糸町の『蔵 みそら屋』も挙げておきましょうか。日本酒と味噌料理の専門店で、季節ごとに顔ぶれの変わる地酒が揃っています。きちんとした日本酒を出すお店ほど、お客様にも誠実に対応してくれますから、気軽に足を運んでみてください!」

「食のプロ」が紹介する名店まとめ

酒蔵レストラン宝(有楽町)

東京・有楽町の国際フォーラムB1にある、全国9つの蔵元が共同で出店した酒処。酒蔵各地の気候や風土から生まれる食材を活かした料理と日本酒が楽しめます。酒蔵のお店だけあって、ほかでは飲めないお酒も多数。きき酒師の存在も頼もしいですよ!
http://www.musshu.jp/store/takara_top.html

夢酒みずき(銀座)

「世界に誇れる食中酒としての日本酒」を高らかに宣言する、銀座の隠れ家的和食店。女性きき酒師が提案する180種類の日本酒を月替わりの郷土料理、全国から厳選した素材によるオリジナル和食ともにいただけば、まさに夢心地に!
http://www.musshu.jp/store/mizuki_top.html

蔵 みそら屋(錦糸町)

東京・錦糸町にある、日本酒と味噌料理の専門店。木のぬくもりが感じられる店内で、味噌や魚を中心とした和食、おばんざいと日本酒を堪能できる。厳選された全国各地の地酒は、季節ごとにラインナップが変更。新しい出会いも楽しみになります!
http://www.misoraya.net/company.html

ハウスウェルネスフーズ株式会社
掲載期間:2016年7月14日~2016年8月31日【PR】