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身体が軽くなる!師走を乗り切るデトックスヨガポーズ(2ページ目)

年末は体重が増えるのは当たり前? いえいえ、それは全くの嘘。食べ過ぎたら次の日にセーブすれば、そうそう太るコトもありません。とはいえ、毎日のタスクリストをこなすだけで精一杯……という疲れ果てた心の状態がボディラインに現れるのも事実。そこで、オススメなのがデトックス効果の高いポーズ。忙しい今だからこそ、心や身体に溜まった疲れをデトックスしてみてはいかがでしょうか。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

パリヴリッタ・パールシュヴァコナーサナでウンと絞って、カラダもココロも身軽に!

パリヴリッタは「回転した」パールシュワは「横腹」コーナーは「角」という意味です。つまり、回転して横角をつくるポーズになります。

師走の忙しさの原因に忘年会やパーティへの参加が挙げられます。そこで気になるのが、飲みすぎや食べ過ぎと言った、お腹周りに余計な脂肪がつくこと。毎年余分なお肉に悩まされて、イライラしていた人も今年はパリヴリッタ・パールシュヴァコナーサナでスッキリボディをキープしてみては如何でしょうか。

このポーズは、深くねじることで内臓と背骨が若返ると言われています。また、腸から老廃物を無理なく取り除く、つまり宿便をも取り除く効果が期待できます。とは言え、一番のポイントはいかに自分の身体と向き合えるか?です。というのも柔軟性やバランスなど、いかに身体を調和させるか? また身体を上手に使えるか身体能力が必要とされる、非常に高度なポーズだからです。しかしながら、じっくり身体を観察しながらポーズを完成させていくことで、集中力も養われます。忙しい時期だからこそ必要なポーズとも言えるのではないでしょうか。

■効果:足腰の疲れ、ヒップの疲れ、倦怠感、全身の疲労、冷え性、内臓の不調を改善してくれます。また、脚、ヒップ、ウエストの引き締め効果は抜群です。便秘や腰痛、骨粗しょう症、坐骨神経痛にも効果があると言われています。

■注意する点:下痢や頭痛、生理中は無理のない範囲で行いましょう。

■やり方:
 
動作1

動作1

1.両膝を床に付け、左足を大きく一歩前に出します。この時、左つま先は正面に向け、踵よりも膝が前に出過ぎないようにしましょう。


 
動作2

動作2

2.右手の甲で左膝を抑えながら、左手のひらを腰に付け、ゆっくりとねじります。この時、尾てい骨は下に向けたまま、骨盤は正面に向けたままの状態をキープしましょう。

 
動作3

動作3

3.さらに、右腕を左膝外の床に置き、ねじりを深めます。この時、左肩を後ろに引き胸を開き呼吸を深めましょう。呼吸が止まらないように注意。

 
動作4

動作4

4.そのまま右膝を床から離し、右踵を内側の床に付け、数回呼吸を繰り返しましょう。この時、お尻が左側に開かないにように注意しましょう。


 
動作5

動作5

5.さらに息を吸いながら左手を天井方向に伸ばします。

 
動作6

動作6

6.そのまま息を吐きながら、左手を斜め前に伸ばしポーズを完成させ5呼吸ほど繰り返します。目線は首が痛くなければ、伸ばした左指先に向けますが、痛い場合は床に下ろしてもOKです。反対側も同様に動作しましょう。


 
いかがですか?今回はヨガの代表的なポーズですが、少々難易度が高いと思われるかもしれません。しかしながら、つま先の向き、手の位置、お尻の向き、どこに力を入れて、どこの力を抜くのか、目線は?呼吸は?と言った、小さなピースを繋げていくことで、美しいあなたのポーズに仕上がっていきます。ゆっくりとじっくりとポーズに取り組んでみて下さいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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