腎臓病・痛風の療養食・食事療法・透析食

更新日:2009年08月03日

痛風の食事療法

痛風の発作は骨折よりも痛いと言われています。放置しておくと、腎障害などになる場合もあります。痛風に良い食べ物、効果のある食べ物、プリン体の多い避けるべき食べ物を紹介します。

発作防止に適度な量のさくらんぼを試してみてはいかがでしょうか?
痛風は、主に足の親指・かかと・手首・足首・ひざなどの関節などが腫れて激痛が走る病気です。これは、体内の尿酸の量と、尿として排出される尿酸の量のバランスが崩れ、とがった結晶が生成されてしまい、関節やその周辺に溜まってしまうことが原因です。尿酸は体内で自然に作られますが、食事から摂取するプリン体が分解することでも生成されます。痛風の発作は骨折より痛いといわれています。


痛風の薬・食事療法

薬の使用で厳しい食事制限は必要なくなりましたが、食事に注意することで痛風の発作緩和に役立ちます。動物性たんぱく質やアルコールにはプリン体が多く含まれるものもあるので、過剰摂取を避けましょう。薬を飲んでいるからといって、プリン体を多く含む食品を摂取オ続けてもよいというわけではありません。腎障害などの合併症の可能性もあるので、適度なコントロールは必要ですので気をつけてください。痛風患者の10~15パーセントに腎障害がみられるともいいます。


痛風に効果がある食品

尿酸値を下げる効果があるといわれる食品は以下の通りです。よいといっても食べ過ぎはよくありませんので適量を食事に含めましょう。水は意識して多めに飲むようにしましょう。
  • いちご
  • ブルーベリー
  • さくらんぼ
  • 水(1日2リットル以上)
4.5キロ以上の減量が痛風のリスクを40%ほど減らすという報告もあります。運動も忘れないで下さいね。


発作を引き起こす食べ物・飲み物

尿酸の血中濃度をコントロールするには、プリン体を多く含む食品や、利尿作用のあるカフェインやアルコールにを過剰摂取しないことが大切です。アルコールをたくさん摂取すると尿酸の排出を阻害するので、飲む場合は1~2杯以上にならないようにしましょう。プリン体を制限するよりもバランスのよい食事の方が大切という考え方もあります。痛風を長年患っていると、自分の体との相性が分かってくるともいいます。例えば、ビールを少し飲んだだけで激痛が走るという人もいれば、ビール1~2杯なら痛みが出ないという人もいます。個人差があることを認識して、自分の体をしっかりコントロールしましょう。

できるだけ避けたいもの
  • ビール
  • レバー
  • カツオ
  • まぐろ
  • いわし
  • さんま
  • 明太子
  • スルメ
  • 牡蠣
  • 白子
  • ウニ
  • カニ
  • 海老
  • 乾物

取り過ぎないように気をつけたいもの
  • マッシュルーム
  • アスパラガス
  • カリフラワー
  • ほうれん草
  • グリンピース
  • ダイエットソーダ
  • ワイン
  • コーヒー
  • お茶
例えば、食後にお茶を楽しむのは構いませんが、水の代わりにお茶を持ち歩くというような、カフェインの過剰摂取はやめたほうがよいでしょう。痛い発作を避けましょう!
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この記事の担当ガイド

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一政 晶子

管理栄養士、米国登録栄養士(RD)、米国栄養サポート臨床師(CNSC)、臨床栄養学修士。急性期病院の…

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