メンタルヘルスの分野を中心に執筆する産業カウンセラー、ジャーナリスト。都内私立大学学生相談室カウンセ…
ストレス発散・解消法
更新日:2003年09月17日
目をギュッと閉じて数秒おき、パッと開いてください。ふわ~っと緊張が解けていくのを感じませんか?今回は緊張・弛緩を繰り返すことによって、全身をえもいわれぬリラックスに導く筋弛緩法についてご紹介します。
寝苦しい夜、蒸し暑い日中には、いつもより強くストレスを感じたという人も多いだろう。人はストレスを感じると、交感神経(身心を緊張状態に導く自律神経)が働きすぎ、血管が収縮して筋肉が凝り固まってしまう。これを放っておくと、体全体の血行の流れが悪くなって体に栄養が行き渡らなくなるばかりか、副交感神経(身心を弛緩させる自律神経)が十分に働かず、本来ならリラックスする時間にも、深いリラクゼーションが訪れにくくなるのだ。
最近、筋肉のコリが抜けない、疲れがとれにくくなったと感じているなら、ぜひ今回ご紹介する筋肉の弛緩法を試してみてほしい。やり方は簡単で、体のパーツごとにグッと力をいれてしばらくその状態を保ったのち、一気に力を抜いて緊張がほどける感覚を味わうというものだ。
このリラクゼーション法を提唱したのは、アメリカのジェイコブソンという生理心理学者であり、精神科や心療内科でもよく取り入れられている。ただし、力が入っているときには血管を急激に収縮させるので、障害のある人や高血圧の人は、避けたほうが無難だ。
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つま先にギュッと力を入れて立て、数秒保ったのち・・・ |
一気に弛緩させ、リラックス感を数秒味わう。 |
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両肩にギュッと力を入れてすぼめて数秒間保ったのち・・・ |
一気に弛緩させ、リラックス感を数秒味わう。 |
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| 二の腕にぐっと力を入れて数秒間保ったのち・・・ | 一気に弛緩させ、リラックス感を数秒味わう。 |
6. 手を楽に伸ばした状態で、右手のこぶしをギュッと握り締め、力を抜く。(下写真参照)
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| こぶしをぐっと握りしめて数秒間保ったのち・・・ | 一気に弛緩させ、リラックス感を数秒味わう。 |
7. あごを引き締めて、鼻にしわを寄せ、口をすぼめて顔をしかめて、力を抜く。(下写真参照)
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| 顔をぐっとしかめて数秒間保ったのち・・・ | 一気に弛緩させ、リラックス感を数秒味わう。 |
1~7まで終わったら、しばらくじっとしてリラックス状態を味わうこと。
すべての部位を行わなくても、緊張を感じている部分だけ行ってもよい。立ったまま、すわったままで行ってもOKなので、仕事中でも疲れを感じたらやってみよう。複数のパーツを同時に行わず、あくまでもそれぞれ小分けにして行うことがポイントだ。
また、あまり緊張・弛緩の動作を急いで行うと、十分なリラックス効果が得られない。力を抜いたあとには、20秒ほどじっとして緊張がほどけていく幸福感を存分に味わうといいだろう。