ビジネスマナー/報告・連絡・相談の基本

報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の基本

「報告」「連絡」「相談」をただ伝えるだけでなく、相手に理解してもらうことが肝心です。今回はその目的と必要な理由、それぞれの心構えや要点・注意点、言葉遣いを説明します。

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ビジネスマナーの「ホウレンソウ」は、よく「仕事の動脈」「組織の血液」に喩えられます。ご存知の方も多いと思いますが、「ホウレンソウ」とは、仕事をスムーズに進めるために欠かせない「報告」「連絡」「相談」の略です。

私達の体は、新鮮な血液が体中に循環しないと、大病を患うことになります。ビジネスパーソンおけるホウレンソウは、その血液に喩えられるほど、とても重要だということです。ただし、ビジネスマナーを無視したホウレンソウは、相手に正しく伝わらないことがあります。報告も連絡も相談も、ただ伝えるだけでなく、きちんと理解してもらうことが肝心です。そのために、ホウレンソウにもマナーが必要なのです。報告・連絡・相談の目的と必要な理由、それぞれの心構えと要点・注意点、言葉遣いを説明します。

報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の目的と必要性

まず、報告・連絡・相談の違いを説明しておきましょう。
コミュニケーションUPの秘訣は「ホウレンソウから……」といっても過言ではありません


報告
報告とは、上司からの指示や命令に対して、部下が経過や結果を知らせること。報告をするのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになります。

連絡
連絡とは、簡単な情報を関係者に知らせること。そこに自分の意見や憶測は入りません。また、上司や部下にかかわらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。総務や人事から全社員に向けての連絡やプロジェクトリーダーからメンバーだけに向けた連絡など、様々な連絡があります。

相談
相談とは、判断に迷う時や意見を聞いてもらいたい時などに上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうことです。

こういったホウレンソウのないオフィスは、上司と部下の「上下」の意思疎通も、スタッフ間の「横」の意思疎通もがうまくいかず、仕事の効率は悪くなるでしょう。その結果、トラブルが続出する可能性が高くなります。これでは、まるで会社が動脈硬化に陥っているようなもの。そのままにしておくと、会社の業績は悪化しかねません。オフィスに活力がなくなり、あなたの仕事へのモチベーションも下がるかもしれません。

反対に「ホウレンソウ」が徹底されているオフィスは、報告によって上司と部下のコミュニケーションが密になり、連絡によって先輩や同僚、後輩などスタッフ間の意思の疎通もうまく進むでしょう。そして、上司や同僚、部下と相談しあうことで新たなアイディアが生まれたり、悩み事が解決できたりするでしょう。こうして活力という血液が、社内に循環するのです。体でいえば、心身ともに健康な状態です。

的確なホウレンソウは、仕事を正確にスムーズに運ぶためだけに必要なのではありません。ミスやトラブルを未然に防ぎ、また仕事の効率をアップする目的のためにも必要なのです。会社に活力を与え続けるためにも欠かせないものなのです。

更新日:2013年11月01日

(公開日:2009年09月26日)

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