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ドラマ「CHANGE」に見るプレゼンの極意(2ページ目)

ドラマ「CHANGE」の演説のシーン、なかなか視聴者の心を打ちます。なぜ私たちは心を打たれるのか?プレゼンの側面から解き明かしましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

コントラストとは?

コントラストとは日本語になおすと「対比」です。「自分以外の候補者はAだけど、自分はBである」その対比構造を明確にしたのが、このスピーチです。

「政治の世界にどっぷりつかった彼らは、経験と引き換えに国民の目線を失ってしまった。自分は経験は少ない代わりに、国民と同じ目線を持っている」

朝倉啓太のコアメッセージはこういったものでした。もう少し、感動的に表現していましたが、本質はこれです。

もし、朝倉啓太がスピーチにおいて、彼らと同じ土俵(環境問題や、教育問題)で演説していたとしたら、違った結果になっていた可能性は高いでしょう。

コントラストの2ステップ

さて、では私たちがこうしたコントラスト構造をプレゼンに生かそうとすれば、どうすればよいでしょうか?

大きなポイントは以下の2つだと思います。

  1. 競合に対しての自分の立ち位置を明確にする
  2. プレゼンのなかで対比構造を明確に表現する


こうしたコントラスト構造はプレゼンにおいては非常に有効であり、プレゼン以外のシーンでも多数使われています。

ぜひ参考にしてみてください。


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