DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Snow LeopardのDTM環境を検証する(5ページ目)

8月28日、Mac OS Xの新バージョン、Snow Leopardが発売されました。高速で、しかもコンパクトになった新OSは魅力的ですが、DTM環境としてみたとき問題はないのでしょうか?実際に試してみました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

DAWなどのアプリケーションも問題なく動作する

Snow Leopard
当然のことながらApple開発のGarageBandは問題なく動作
ここまでドライバの話に終始してきましたが、やはりもうひとつ気になるのがアプリケーションの動作状況です。

Snow LeopardではLepoard用のアプリケーションがそのまま動作するとあったので、あまり心配していませんでしたが、こちらも問題なく動いてくれました。試したのはCubase 5、ProTools 8 LE、GarageBand、Reasonのそれぞれ。計っていないので、正確なことはいえませんが、実際使ってみて、ちょっと起動が速くなったような印象は受けましたが、問題はまったくありませんでした。


Snow Leopard
初回起動時にややトラブったものの、あとはProToolsLE8も問題なく使えた
唯一、ProTools LE 8は初回起動時に、「周辺機器をセットアップ中、マシンコントロールの初期化中」という表示をしたまま、フリーズしてしまいましたが、再起動した結果、問題なく動くようになってくれました。

以上が、Snow LeopardでのDTM動作環境についての報告です。動作チェックばかりしていたので、まだSnow Leopardそのもののメリットを存分に味わえていないものの、動作は非常に快適。ここまでのレポートからも分かるとおり、Snow Leopardへアップグレードしたことでのデメリットはまったくないので、DTMユーザーの方はLeopardからSnow Leopardへ即アップグレードして問題なさそうです。


Snow Leopard
Reason 4.0も問題なく動き、ReWireも使うことができた
ただし、まだ各メーカーが正式対応していないのは事実。またメーカーにはSnow Leopardへインストールができない、アクティベーションがうまくいかないといった連絡もいくつかいっているようなので、アップグレードはあくまでも自己責任で行ってください。
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