追納と任意加入の損得を検証
追納と任意加入との大きな違いが「保険料」です。任意加入は、これから将来に向かって加入することになり、保険料も
平成24年度は14,980円で、ここ2年間は下がっているものの、基本的に上がり続けることになります。
予定では、
平成25年度 15,820円
平成26年度 16,100円
平成27年度 16,380円
平成28年度 16,660円
平成29年度 16,900円
(いずれの年も、この数字に物価や賃金の上昇率を勘案した改定率を乗じることになる。平成24年度も本来の予定では、15,540円だったが、改定率を乗じた結果14,980円となった)
それに対し追納は、過去の免除期間を追納することになり、保険料も
その時期のものとなります。
例えば、去年(平成23年度)の免除期間について追納する場合は、平成23年度の保険料となります。それ以前の免除期間の追納の場合も、免除期間がある年度の保険料となります。
平成23年度 15,020円
平成22年度 15,100円
(これは滞納部分も同じ取り扱いです。)
見てお分かりのとおり、将来の保険料よりもかなり「お安く」なっています。今後の改定率を見ながら、将来について「任意加入」するか、過去の分を「追納」するかどちらが得かを確認したいですね。
費用対効果から見えてくるものとは?
しかし、
追納と任意加入のどちらが得かについては、保険料支払だけでなく、年金増額の観点からも検証が必要です。
なぜなら、
・任意加入1ヶ月 …… 年金増額1ヶ月
・追納1ヶ月 …… 年金増額3分の2ヶ月(平成21年度までの期間の場合)
だからです。
任意加入1ヶ月で、年金(老齢基礎年金)は1,640円ほど増える(平成24年度年金額で概算)ことになります。一方、追納で増えるのは、その3分の2となりますから1,100円ほどとなり、その差は540円です。これを65歳から15年受け取るとして、総額8,100円の差。
これを踏まえて、現在(平成24年4月)時点で、平成22年の免除(全額免除)期間を追納するか、24年4月以降任意加入をするかどちらが得かを考えてみましょう。
平成22年度の追納保険料 …… 15,100円
平成24年度の任意加入保険料 …… 14,980円(その差120円)
この場合であれば、任意加入の方が、保険料が安く、年金も多く増えますから、「任意加入」を取るべき!となりますね。
増額対策はいろいろあれど、支払う保険料と受け取る年金額とをしっかり確認した上で選択したいですね。
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