家の真ん中の曲面壁の中は和室
1. リビングから和室を見る。窓の奥に海が広がる。床は250mm角のテラコッタタイル張り。 2. バランス式の階段は女性でも重さを気にせずに上げ下げできる。 3. 造り付けの本棚のある書斎コーナーからリビングを見る。奥の窓は1m60cm角。右のカーブする壁は和室。 4. 縁なしの畳が敷かれた和室。窓の下には机が造り付けに。 5. 改築前のリビング。 写真は全てフクダ アーキテクツ |
玄関を抜けると、カーブを描く壁が部屋の真ん中に現れます。ここは客間としても使う畳敷きの和室。奥には眺めのいい窓も付いています。斜めの壁には、隣のリビングにパースをかけて広く見せる効果があります。和室と向き合うリビングは吹抜けの天井で、見上げるとバランス式の階段が見えます。南側の大窓からは切らずに残した木蓮の緑を楽しめ、和室の大きな開口を通して東京湾を見渡すことができます。
◆建築データと建築家プロフィール