マンガ・コミック 新着記事一覧(3ページ目)

駆け出しの弁護士、桜木建二は破綻状態となっている落ちこぼれ高校から、5年後に東大合格者を100人出すことを掲げます。そのために特進クラスを開設し、個性溢れる教師達を集め……。実際に有名進学塾の経営者をモデルに描いているので、現実味に溢れた作品です。

油屋の入婿になった松浪庄五郎が美濃の国主、斎藤道三になるまでの波乱万丈の生涯を描いています。本作では道三が息子ではなく、信長を天下取りの器として認めます。本宮ひろ志ならではのフィクションや面白い解釈で、斎藤道三の新たな一面が見いだせる作品です。

主人公は、北アルプスで山岳救助ボランティアとして活動する島崎三歩。山を愛するゆえ遭難者を決して責めたてません。新人の久美は、三歩を通じて、人が山に登る理由、そして山岳救助とはなど、様々な現場を経験することで山岳救助のプロとして成長していきます。

主人公の仙露鉄男は、興味があるのは鉄道だけという自他ともに認める大の鉄道オタク。代議士の父の後継者として立候補させられ、衆議院議員に当選してしまいます。従来の政治家では考え付かない斬新なアイデアを、持ち前の鉄道知識を駆使して考えだし、日本各地の様々な問題を解決していきます。

『週刊モーニング』に連載されている野球漫画。主人公はプロ野球チームに所属する8年目の選手、凡田夏之助。タイトルの「グラゼニ」とは、「グランドには銭が埋まっている」の略で、夏之助もいつもこの言葉を胸にマウンドに上がります。プロ野球の真実をついた面白みのある作品です。

源平の争いを舞台に、平家と源氏の人々の織り成す人間ドラマを通じて「日本人とはなにか」を問うことをテーマにストーリーは進みます。歴史の筋道に沿って描かれていて、今のところ実際の歴史と大きくかけ離れたフィクション的な物語はありません。ストーリー展開に期待ができる作品です。

「特上カバチ!!」「カバチタレ！2」の続編として、2013年から第3部となる「カバチ3」として連載されています。主人公・田村勝弘をはじめとする登場人物たちが、行政書士事務所・大野事務所を舞台にして、法律を駆使し社会的な弱者を中心に依頼者たちを守っていく物語です。

主人公は里見偲と猪熊夕貴の二人の刑事。そして謎のキャバ嬢・橘カラ。彼女は自分にないものを持っている相手を殺すことにより、自身にかけているものを埋めていきます。そして、カラは夕貴を殺害することで、「その正義感」を手に入れようと……。心に深い闇を抱えたカラと里見・猪熊コンビの対決です。

太田垣康男によるガンダムシリーズの漫画化。テレビアニメの「機動戦士ガンダム」を元にした作品だが、太田垣が独自のデザインを盛り込んで大幅にアレンジしています。この作品の素晴らしさは息詰まる戦闘シーン。緊張感、そして、人類同士が宇宙空間で争う近未来戦争の無常感も感じられる漫画です。

火付盗賊改方長官・長谷川平蔵の活躍を描いた、「鬼平犯科帳」の漫画版。さいとう・たかをの手によって連載が続いています。映画・ドラマでお馴染みの作品ですが、漫画版では、太い眉毛に、眼光鋭く、整った鼻梁の渋めの二枚目に描かれています。ファンならずとも、読みごたえのある時代漫画として魅力が満載です。