マンガ・コミック 新着記事一覧(3ページ目)

Dr.天馬によって命を助けたられた瀕死の男の子が、双子の妹ともに姿を消してしまう。数年後、天馬は殺人犯にしたてられ追われる立場になっていた……。徐々に核心に近づいていくが、次から次に事件がおこる、ハラハラドキドキするミステリー＆サスペンス。一気読みしたくなる作品です。

原爆をテーマとして扱った数少ないマンガの一つ。「夕凪の街」が大反響を呼び、続編の「桜の国（一）」と書き下ろしの「桜の国（二）」を加えて単行本化されました。本作で描かれているのは原爆の10年後、40年後、60年後。何十年たっても消えない後遺症への恐怖と偏見などが、ほのぼのした日常のなかの一コマとして描かれたリアリティのある作品です。

主人公の青年はアルバート。仲間のジョアンナやモーリスと学生生活を謳歌しているそんな時に、悲劇が起こる……。みんなバラバラになって、それぞれが苦しみます。波乱万丈の学生時代、青春と友情、大人と子供の心の変化。本当に深い作品です。

老犬のロクを親戚の人にゆずり、東京に引っ越しをしてきた大家族。しかしロクは東京まで追いかけてくる……。5人の兄弟の笑いあり、涙ありのほのぼのした日常を、表現豊かに描いています。明るくって、ちょっと悲しい物語のファミリー漫画です。

新体操の選手として力をつけ、ソウルオリンピックに出場するまでの物語。また、新体操以外の部分も丁寧に描かれていて、読み応えがあります。美しく躍動感のある絵で展開される漫画として、そしてアスリートの心身の強靭さを実感できる漫画としても、『光の伝説』はおすすめです。

ピアノの才能に恵まれながら、経済的な事情で進学をあきらめかけていた真澄が、大財閥の弾正家に入り込み、ピアノの腕もめきめきと上げ、ライバルを蹴落としていく……。ピアノへの向き合い方・コンクールに臨む姿勢などが丁寧に描かれているので、紙面からピアノの音が聞こえてきそうになります。

主人公のヒロミは、祖母から激しい叱責を受けたことをきっかけに、ヒロミの中に眠る自由奔放な別人格・ユミが覚醒してしまいます。やがて「ヒロミとユミが同一人物である」ことに気付かれ……。多重人格に関する情報を集めて、漫画に盛り込まれた点がすばらしい作品です。

主人公の七木くんが就職した京都のお役所、行楽課。しかしそこでの仕事は、怪奇現象をまとめる『紫道標帖』の編集だった……。次々起こるオカルト現象にたじたじになりながらも、七木くんが京都の観光名所を巡っていく作品です。

主人公はモテない女性、「喪女」の女子高校生。そんな女子高生はモテないどころか友達もできない。モテない要素が完璧に詰まった彼女がする努力もてんで見当違いで、その失敗の方向性がぶっ飛びすぎておなかを抱えて笑えます！

どんなときでもクールな表情を崩さない坂本の完璧すぎる所業あふれるこの作品は、一言で言うならスタイリッシュ・ギャグ漫画です。超人的すぎてどこからツッコミを入れていいのか分からない坂本とのテンションに何故だか笑わされる作品です。