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平家と源氏が織り成す人間ドラマ『ジパング深蒼海流』

源平の争いを舞台に、平家と源氏の人々の織り成す人間ドラマを通じて「日本人とはなにか」を問うことをテーマにストーリーは進みます。歴史の筋道に沿って描かれていて、今のところ実際の歴史と大きくかけ離れたフィクション的な物語はありません。ストーリー展開に期待ができる作品です。

投稿記事

源平の争いを舞台に「日本人とはなにか」を問う

■作品名
ジパング深蒼海流

■作者名
かわぐちかいじ

■連載雑誌
週刊モーニング

■ストーリーと概要
「沈黙の艦隊」「ジパング」などで知られる、かわぐちかいじの新連載歴史漫画。

源平の争いを舞台に、平家と源氏の人々の織り成す人間ドラマを通じて「日本人とはなにか」を問うことをテーマにストーリーは進みます。

平安末期、源氏の棟梁・源義朝は平治の乱で平清盛に敗れ、鎌倉に落ち延びる途中、家臣の裏切りにより殺害されます。

残された頼朝、義経といった子供たちは、配流になったり、寺に預けられたりと源氏一族は離散します。

対して清盛は、武士ではじめての太政大臣となり、娘の徳子を高倉天皇の后とし、「平家にあらずんば人にあらず」といわれるほどの権勢を築きます。

そんな中、源氏再興を目指す頼朝と義朝の遺臣たちは、密かに平家打倒の準備を進め、義経にもその手を伸ばしていきます。

■おすすめの理由

この漫画のストーリーは、歴史の筋道に沿って描かれていて、今のところ実際の歴史と大きくかけ離れたフィクション的な物語はありません。

そして、かわぐちかいじらしく、平清盛、平徳子、源頼朝、源義経、平知盛、後白河法皇ら、主な登場人物の人間性といいうものにスポットを当てた描き方をしていて、そのあたりがとても興味をひかれます。

源平の争乱がはじまるとともに、作品が佳境に向けて加速していくと予想され、徳子と義経のラブロマンスや知盛と義経の対立など、とても楽しみなストーリー展開が期待できます。



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