曹操、劉備、孫権を主軸とした大長編ストーリー

■作品名
蒼天航路

■作者名
原作・原案:李學仁、漫画:王欣太(KING・GONTA)

■巻数
単行本:全36巻、文庫版:全18巻、極厚版:全12巻

■おすすめの理由

わたしは苦手だった中国の歴史、特に群雄入り乱れすぎて匙を投げたくなった三国志の時代を、この漫画で理解しました。

王欣太(KING・GONTA)さんのこの漫画の主人公は、乱世の漢雄、曹操孟徳です。
中国の歴史に関してならわたしよりもよほど詳しい旦那様いわく、
この物語の下地は三国志「正史」ではなく「演義」の方とのことですが、
まぁそんなうんちく抜きにしても、勢いがあり、面白い漫画ですのでお勧めです。

ストーリーは、ここではとても説明できません。

なにせ、ひとりだけでも大長編ストーリーを展開できる歴史の主役曹操のほかに、
後に蜀の皇帝となる劉備玄徳、江南の雄にして年上の両雄と天下をわける孫権。
この三人を主軸として関羽に張飛、諸葛孔明に夏侯淵、夏侯惇、周瑜と。
世界史を学んだものなら一度は目にしたことのある超有名人をこれでもかと登場させ、
縦横無人に暴れまわらせた物語ですから。

いやでもこれが作画者である王欣太さんの実力なのでしょうか。コミックなら全36巻、
概要をお伝えするだけでも疲れるこの物語ですが、一度読み始めるとまったく長さを感じさせず、あっという間に読み終わってしまいます。

まぁ朝何気なく手にとってしまい、読み終わって顔をあげると日がとっぷり暮れて、お腹は鳴りっぱなし、喉はからから、首は下をずっと向いていたため痛くなっているのに気づくので、時間は経っているようですが。

この蒼天航路、連載当時はに掲載され、絵も劇画タッチのまごうことなき「青年」マンガとは思いますが。「歴史ものは苦手。三国志? なにそれ美味しいの?」という女性の方にこそ、お勧めしたい逸品です。




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