だるま まこと
ウイスキーファンをひとりでも増やすべく、情報発信中。
フレーバーを創造する人たち 3人のマスターブレンダー
ジョニー・ウォーカー、バランタイン、サントリーの3人のマスターブレンダーに話を聞いた。それぞれに印象深い人たちなのだが、単なるブレンディングの世界を超えた深遠さを教えられた。
この店のこの一杯 第33回 背伸びして知る、バー本来の姿。
『スランジーバ』のオーナーバーテンダー小松利春氏は、銀座一筋に40数年。古き良き銀座を知る彼の店には上客が集う。若い世代にはちょっと似つかわしくないバーだが、ちょっと背伸びして出かけてみるのもいい。
ウイスキー・ミーティング雑感 ウイスキーって愉しいんだぜ
サントリー山崎蒸溜所でおこなわれた第3回ウイスキー・ミーティングのセミナーでの雑感を報告する。非常に興味深いシングルモルトがテイスティングできたのだが、ちょっと気になる面もあった。
祝、白州蒸溜所30周年 紅葉狩りに森林公園工場へ行こう
天然水南アルプスを仕込み水としている白州蒸溜所へ行こう。いま紅葉が美しい。広大な森林公園工場の中にバードサンクチュアリもあって、自然にたっぷりと浸れる。そしてウイスキー博物館をのぞくとさらに愉しい。
この店の、この一杯 第32回 硬質な空間で飲む円熟ウイスキー
東京・西麻布『ORANGE』は黒とグレーの硬質な空間だ。店名はスタンリー・キューブリック監督作品『時計じかけのオレンジ』から採った。不思議な空間の中、中山憲昭氏と奈美江夫人が温かいサービスを見せる。
あまから手帖11月号を読め 焼酎の里はスコットランドと類似
『あまから手帖』11月号でちょっと愉しいこじつけを発表した。九州は鹿児島、熊本の焼酎紀行なのだが、ウイスキーの故郷、スコットランドに見立てて語ってみた。おそらく初の試みと思う。ご一読を。
その2 アイルランドを謳うシャムロック
『シャムロック』はシロツメ草で、アイルランドの国花。聖パトリックが三つ葉の形をしたシャムロックを使いキリスト教の三位一体を説いた。その名を冠したカクテルはウイスキーに3種のハーブが溶け合う。
1923~2003の思い 祝、日本のウイスキー80周年
1923年、日本のウイスキーづくりがはじまった。京都郊外、山崎蒸溜所からその一滴は生まれた。それから80年。山崎峡の物語はそのままジャパニーズ・ウイスキーの歴史でもある。限定ボトルに、様々な思いが浮かんだ。
この店の、この一杯 第29回 スペイサイドへ誘うモルト・バー
横浜・JR石川町駅南口にある『ダフタウン』はモルトの品揃えの豊富なバーだが、決してマニアックではなく、肩の凝らない温かいサービスをする。飛塚基氏の温和で気さくな対応が、スコットランドの風土を呼び起こす。
この店の、この一杯 第28回 言葉はボストン・シェーカーの音
横浜『カサブランカ』の山本悌地は寡黙なバーテンダーだ。彼のボストン・シェーカーの振りを、私は世界一美しいと思っているのだが、その響きが伝えたい気持ちのような気がしてならない。静かな夜に音は染みていく。
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