バーでウイスキーを飲みながら、ひとり夢想してほくそ笑んでいたこじつけが文章となった。
焼酎がブームとなり、本格焼酎が注目されるようになった頃からずっと抱いていた想いである。同じ蒸溜酒、どこか似通っているところがあるものだ。
それは焼酎の里・九州は、日本のスコットランド、というもの。



Copyrighted:株式会社クリエテ関西『あまから手帖』


芋焼酎の鹿児島、宮崎の日向地方はハイランド、米焼酎の熊本・人吉地方をスペイサイド、麦焼酎の九州中央から北をローランド、泡盛の沖縄、奄美をアイラ島、また壱岐をオークニー諸島のメインランド島と見立てる。
なんとも愉快と自画自賛していたことを、関西の大人の食マガジン『あまから手帖』編集部が紀行という形で発表させてくれた。書き手としてはただひたすら感謝、感謝である。

もちろん九州、沖縄の全土を訪ねた訳ではない。鹿児島の神酒造、熊本は人吉盆地の豊永酒造と寿福酒造の三蔵ではあるが、その中で九州スコットランド説をぶちかませていただいた。
これ以上詳しくは語らないので、『あまから手帖11月号』(10月24日発売号)を一読して欲しい。東京では銀座の福屋書店に行けばあるが、インターネットでも購入できる。