しま けいすけ
フランス料理の楽しさを広めるため、レストランや食材、調理、ルールやマナーなどの情報提供活動を行っています。
アジュールフォーティーファイブ
人気店オーグードジュール・ヌーヴェルエールでミシュランの星を取り続け、ついにザ・リッツ・カールトン東京のメインダイニングのシェフに就いた宮崎慎太郎。緻密で繊細な料理にはしなやかな力があり、飽きのこない味わいは長い余韻と「食の記憶」を残す。世界中のVIPを相手に常に戦うシェフであってほしい。
ビストロフェーブ(神保町)
隠れているホンモノを見つけた時の喜び。それは「おいしかった!」ではなく、「すっごくうれしい!」という気持ち。出し惜しみせず、この穏やかなビストロをご紹介したい。美味しそうなシェフとの話も料理のひとつになるに違いない。
ビストロクルル(御茶ノ水)
いつの時代もホンモノはひっそりと目立たずに隠れている。それを暴き出すのも私の楽しみでもある。梅ヶ丘の高級住宅街から神田駿河台の一角に移転したのが2012年。もと漫画家のマダムは今やソムリエとチーズプロフェッショナルの資格を持つ。シェフの料理は正確丁寧骨太繊細と球種は多く、どれもピカイチだ。自分だけの店として押さえておきたい。
ラ・ロシエル山王(溜池山王)
「料理は美しくなければならない。」ラ・ロシエルの料理を前にすると、こう語る偉人がいたような気にさえなる。徹底して季節感にこだわり、丁寧に料理という作品を作り続ける鉄人、坂井宏行。有能な弟子も育ち、アイデアに満ちた世界は着実に広がっていく。安心してフランス料理の「今」を感じることができるだろう。
【閉店】ターブル コンヴィヴィアル(渋谷)
【閉店】2015年に業態チェンジのため閉店となりました。渋谷は宮益坂下にある人気パン店「ゴントラン シェリエ」がフランスの地方料理を散りばめたビストロを開店。ストーリがあるリストには3800円のワインが充実。最近のオススメの一軒だ。
サンジャン・ピエドポー(渋谷)
ピレネーの麓にある小さな村の名前を冠したバスク地方専門のビストロ。現地で修行を重ねた和田直己シェフが繰り出す郷土色豊かな料理は地元のワインにぜひ合わせたい。程よい満腹感と心地良い酔い加減で明日からのエネルギーが湧いてくる。フランス料理の奥深さが楽しめる秀逸なビストロ、サンジャン・ピエドポー。冷えたこの時期、暖かくなる一軒だ。
ブリーズヴェール(芝公園)
隠れているレストランというべきか。ザ・プリンス パークタワー東京の中のフレンチ、と表現するより料理長を務める吉田功氏の個性が発揮されたメインダイニング。景色も良く、これからのクリスマスシーズンに向けて予約が取れていないカップルにはぜひオススメしたいレストランだ。
テラス オン・ザ・ベイ(ホテル日航東京)
お台場駅直結のホテル日航東京。煌く夜景に負けない強いフランス料理の世界がある。現代フランス料理と伝統的フランス料理をモザイクのように重ね合わせて飽きさせないコース料理に仕上げている。一番上のフルコースの値段が15,750円という設定にもお得感を感じてしまう。サービスも秀逸。
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