フレンチガイド嶋 啓祐

煌く緑と柔らかな風。木々のざわめきと、時折の霧に包まれる「シェ草間」。夏の軽井沢を彩るレストランには温厚なシェフと優しいマダムの笑顔がゲストを迎えます。

切れ味鋭い下村氏の料理をいただきながら、フランス料理を楽しむためのマナーについて、少し考えてみました。

フレンチガイド初のお持ち帰りフレンチのご紹介。必要に迫られてたどり着いたのはトロワグロの繰り出す見事な料理でした。

今回のフードフランスはさすが08年度本場フランスミシュラン二つ星レストラン。素材、技術の他にとても大事なものがあると気付かせてくれるでしょう。

バゲット・レトロドールでパンの一時代を作り上げたViron。久しぶりに出かけたランチはなかなか楽しかったですよ。いつもと違うタッチでさくっと書きました。

北の大地、札幌。北海道の食材をふんだんに使った料理は単に素材だけではなく、間違いなく料理人の気持ちと技術のたまもの。わざわざ食べに行くべき料理の数々をご覧下さい。

歴史的建造物「海宝楼」。建物自体は現在は休館中ですがその奥に堂々と暖炉に火を灯す「ラ・シュミネ」があります。小樽まで足を伸ばしていく価値のあるレストランです。

旅は岡山、高松、島原、熊本から一気に北海道は帯広に飛びます。雄大な自然の恵みに包まれたその料理はこれまで出会ったアスパラの中でも最高とも言えるものでした。

島原の風と海、熊本の水。九州には土地の食材を見事にフレンチに変える力がありました。

フードコミュニケータ、柴田香織さんが提唱・実践する「フードリテラシー研究会」の活動のことについてご紹介させていただきます。