なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
寒さに弱い・うつ病的症状の原因に甲状腺機能低下症も
【医師が解説】うつ病を疑うような気持ちの落ち込みの症状は、心の病気ではなく、別の病気が原因で起こることもあります。「気持ちが冴えない」「寒さに弱くなった」と感じる方に一度疑って頂きたいのが「甲状腺機能低下症」です。甲状腺機能低下症の原因、主症状と問題、検査法、見分け方、治療法について解説します。
お守りに効果はあるのか…ご利益を信じる心理・精神医学的な注意点
【医師が解説】お守りのご利益やパワーストーンなどの効果を信じている方は多いもの。「お守りの効果は科学的ではない」と言い切る方もいると思いますが、今回は精神医学的な立場から、お守りのあなどれない力を考えてみます。あわせて、依存が強すぎる場合の注意点もご紹介します。
家族のうつを見逃さないで!帰省時に注意すべきこと
【医師が解説】「帰省した息子が元気がない」「久しぶりに帰ったら、実家の様子が何かおかしい」…。年末年始などの帰省時に、家族の様子がいつもと違うと感じたら、どうすればよいのでしょうか? 知っておきたいうつ病の初期症状と対処法を詳しく解説します。
プレゼントの心理学的効果…物の価値以上に嬉しいのはなぜ?
【医師が解説】「プレゼントをもらうと嬉しい」というのはあまりに当たり前のことですが、人が幸せを感じるときは、大抵、何らかの欲求が満たされたときです。プレゼントをもらうのは、嬉しいものですが、こんなときはどんな欲求が満たされているのでしょう?
醜形恐怖症(身体醜形障害)とは…過度な整形を繰り返すことも
【医師が解説】顔やスタイルへのコンプレックスを持つことは珍しくありません。しかし思いが強迫的で心の病気に近い状態になってしまうと、人との接触を避けて社会的に孤立したり、過度な整形を繰り返してしまったりと、日常に大きな支障が出ることがあります。醜形恐怖症、身体醜形障害についてわかりやすく解説します。
メンタルを病む人・病まない人の特徴・違い
【医師が解説】同じ職場や生活環境でも、元気に過ごせる人もいれば、心の病になってしまう人もいます。心の健康は本人の努力だけで守ることはできませんが、ストレスの対処法にはある程度コツがあります。心の健康状態の差にもつながる、心の不調時の対処法を解説します。
家族・彼氏・彼女がうつ病かもと思ったら…病院受診をうながす方法
【医師が解説】うつ病は心の病気のなかでも最も頻度の高い疾患の一つ。生涯で4人に1人が発症するという報告もあります。もし家族や彼氏・彼女・親しい友達にうつ病が疑われる言動が見られた場合、どうすればよいのでしょうか? 本人に自覚がない場合の話の仕方、病院受診の重要性と、それをすすめる上で大切なことなどを解説します。
浮気が不安すぎるのは心の病気?原因と解消法
配偶者や恋人に対して浮気を疑うのは、時として強い不安やストレスに繋がります。信用したい気持ちと疑念を繰り返すうちに、日常生活にも支障を来たしかねません。場合によっては、うつ病などの心の病気の引き金になる恐れも。浮気の不安に陥ってしまった時、心身の健康を維持するためにはどうすれば良いのでしょうか? 精神医学的に問題になりやすい状態と不安への適切な対処法をご説明します。
25人に1人?大人のADHDの症状と対処法
【医師が解説】注意欠陥/多動性障害は基本的に小児期の疾患名ですが、「大人のADHD」も珍しくありません。割合は発表されている報告によりさまざまですが、大人の4%が該当するという統計もあります。もし、注意力散漫で集中力が続かず、ケアレスミスが多い、よく失言してしまう……といった悩みを抱えている場合、場合によっては大人のADHDの可能性もあります。大人のADHDについて解説します。
うつ病ではなく甲状腺機能の問題?抑うつ・イライラ
【医師が解説】橋本病などの甲状腺機能低下症や、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症など、甲状腺機能の問題が原因で精神的な症状が出ることがあります。気持ちが落ち込んだり、些細なことでイライラしたりといった症状から、うつ病などの心の病気を疑って、精神科を受診される方は少なくありません。甲状腺機能と精神的不調について、わかりやすく解説します。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら