なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
ルートワーク(アメリカ南部):呪いによる心身の異変
心の病気の中には文化の影響を強く受けているものもあります。私たちは、住む地域ごと、あるいはその時代ごとに、同じような出来事に対して受け取り方はかなり違ってくるものです。今回は文化依存症候群の一つ、アメリカ南部で見られる事のあるルートワークを詳しく紹介します。
集中力が高まらない時はどうしたらよいの?
「物事に集中できない」は精神科で良くある訴えの一つ。大事な時に集中できなかったといった事があれば、その後の人生にも響いてしまうかもしれません。集中力低下のよくある要因や心の病気との関連性について述べます。
中年の危機……子供の巣立ちも不調の原因になる?
今回は40代、50代の人なら、誰でも程度の差はあれ、直面する可能性のある、いわゆる中年の危機に関して詳しく解説します。
嫌いなモノに接した時、あなたはどう反応されますか?
今回は、何らかの対象や状況に対する苦手意識がある場合の対処法、そして、関連する心の病気として恐怖症を詳しく解説します。
青少年の薬物乱用・依存…親が知っておくべき対策法
未成年の喫煙や飲酒を始め、薬物乱用、薬物依存などの薬物問題は、青少年の将来に大きな悪影響を及ぼします。注意すべきは違法薬物だけではありません。薬物問題の具体的な内容と、そのリスク・ファクター、親をはじめとする回りの大人が知っておくべき対処法について、詳しく解説します。
余命宣告されたら……死を受け入れるまでの5段階
余命宣告をされたとき、平常心を保てる人は多くはないでしょう。人はいかにして人生の最終局面を迎えるのか? エリザベス・キューブラー=ロスの著名な説を紹介すると共に、死を受け入れるまでの心の5段階、人生の最終局面でも精神科的治療が時に重要になるケースについて、詳しく解説します。
親の統合失調症は子に遺伝する?心の病気と遺伝的要因
統合失調症やうつ病の既住歴がある親族がいる場合、それらが遺伝する可能性は高いのでしょうか? 例えば一卵性双生児の片方が統合失調症を発症した場合、もう片方の発症リスクは約5割と言われています。統合失調症、アルツハイマー型認知症、うつ病などを例に、心の病気の遺伝的要因について、詳しく解説します。
ストレスによる過食症……肥満と過食の悪循環とは
摂食に関する精神医学的な病気の一つである過食症。そのきっかけはさまざまですが、自分の体型が肥満であることのコンプレックスがストレスになり、ストレス解消のために過食に依存してしまうという悪循環もありえます。過食の背景によくある心理的問題と、その問題への対処法を解説します。
栄養素も食事時間も…心の健康を守る食生活の役割
「うつに効く食べ物はあるの?」という声を聞くことがありますが、食生活は体の健康だけではなく、心の健康維持にも大切な役割を果たしてくれます。食べるものの栄養素はもちろん、気のおけない仲間と食事を共にする時間もストレス対策に有効です。心の健康を維持する上で大切な柱である食生活のポイントについて、詳しく解説します。
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