医師 / メンタルヘルス ガイド 中嶋 泰憲
なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
ガイド記事一覧
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統合失調症やうつ病の既住歴がある親族がいる場合、それらが遺伝する可能性は高いのでしょうか? 例えば一卵性双生児の片方が統合失調症を発症した場合、もう片方の発症リスクは約5割と言われています。統合失調症、アルツハイマー型認知症、うつ病などを例に、心の病気の遺伝的要因について、詳しく解説します。
掲載日:2014年02月27日メンタルヘルス -
摂食に関する精神医学的な病気の一つである過食症。そのきっかけはさまざまですが、自分の体型が肥満であることのコンプレックスがストレスになり、ストレス解消のために過食に依存してしまうという悪循環もありえます。過食の背景によくある心理的問題と、その問題への対処法を解説します。
掲載日:2014年01月30日メンタルヘルス -
「うつに効く食べ物はあるの?」という声を聞くことがありますが、食生活は体の健康だけではなく、心の健康維持にも大切な役割を果たしてくれます。食べるものの栄養素はもちろん、気のおけない仲間と食事を共にする時間もストレス対策に有効です。心の健康を維持する上で大切な柱である食生活のポイントについて、詳しく解説します。
掲載日:2014年01月30日メンタルヘルス -
パニック障害は、繰り返されるパニック発作を主症状とする心の病気。主な治療法は薬物療法と心理療法です。薬物療法では脳内環境を正常化させることで、パニック発作を抑え、心理療法では発作がもたらす不安、恐怖感に対処します。パニック障害の原因、症状、診断法を含め、詳しく解説します。
掲載日:2013年12月19日強迫神経症・不安神経症・パニック障害 -
家庭内の出来事は外部からは、なかなか見えにくいもの。もしも家庭内で暴力行為が起きていたとしても、外部からストップは掛からず、もしも暴力行為がエスカレートしてしまえば、被害者の心身に深刻な後遺症が生じてしまう可能性もあります。今回は家庭内暴力の芽を未然に摘む重要性を詳しく解説します。
掲載日:2013年11月29日メンタルヘルス -
「拒食症になりたい」「拒食症になるには?」ということを考えてしまう人がいるようですが、拒食症はダイエットの延長では済まない心の病気の一つです。過食症と同じく深刻な摂食障害です。低体重への憧れを始めとする拒食症の原因と症状、拒食症に伴う心身の病気を詳しく解説します。
掲載日:2013年11月18日メンタルヘルス -
現代の日常生活において、携帯、スマホはもはやなくてはならないツール。一方で、スマホをしすぎて実際の人間関係に問題が生じたり、健康な生活が損なわれている場合、「依存症」の状態に近くなっていることも考えられます。スマホ依存症の原因、症状、治し方について解説いたします。
掲載日:2013年09月26日メンタルヘルス -
著名な発達心理学者であるエリク・エリクソンによれば、人の心理社会的発達は、乳児期から8つの発達段階を経て、漸成的に完成していくと考えられています。今回は最後の第8段階にあたる60歳以降の心の健康を守るための課題について、詳しく解説いたします。
掲載日:2013年09月26日メンタルヘルス -
人の心理社会的発達は、著名な発達心理学者であった米国人のエリク・エリクソンによれば、生まれた直後の乳児期から8つの発達段階を経て、漸成的に完成していきます。今回は、40歳くらいから60歳過ぎくらいまでの成人後期(第7段階)を詳しく解説いたします。
掲載日:2013年08月30日メンタルヘルス -
心の状態によって、ごく短期間だけ幻覚や幻聴などの精神病様症状が起きてしまうことがあります。短期精神病性障害は夏の通り雨の如く、ごく短期間で元の自分に戻りますが、その引き金となった心的ストレスは無視できません。今回は精神病様症状が特徴的な「短期精神病性障害」について詳しく解説いたします。
掲載日:2013年08月30日メンタルヘルス