はざま けんじ
大阪大学医学部卒。外科医の傍ら、現在、ファルメディコ株式会社ハザマ薬局の代表取締役をしております。外科医をしながら薬局運営を行っている経験から、病院の外での患者さんの悩みや行動を目の当たりにしております。医学的な情報を分かりやすく解説し、医療と患者さんの橋渡しを行っていきたいと思っております。
検便でわかること・便潜血検査で異常があったら
【医師が解説】健康診断や人間ドックで行う「検便」。寄生虫や細菌、消化器疾患の有無を判断する上でも重要な検査で、大腸ポリープや大腸がんなどの早期発見に有用な便潜血検査もこれに含まれます。検便でわかること、検便の方法や生理中、痔がある場合の注意点、再検査・要精密検査になった場合にすべきことを解説します。
未成年が飲酒してはいけない医学的な理由
【医師が解説】「お酒は20歳になってから」。未成年が飲酒してはいけないことは法律でも決められていることですが、これには医学的な理由があります。「少しくらいなら……」もいけません。子ども・未成年がアルコールを摂取すると身体にどんな影響や害が出るのかを正しく知っておきましょう。
レントゲンやCT検査で放射線被曝リスクはあるのか
【医師が解説】病院や歯科、健康診断などで受けるレントゲン検査。また、がん治療中などは連続して何度もレントゲン検査やCT検査をすることもあり放射線被曝してしまわないか、医療被曝の不安を感じる方もいるようです。結論は心配ご無用です。その理由を解説します。
便潜血陽性の原因・考えられる病気…健康診断で再検査
【医師が解説】健康診断の便検査で「便潜血陽性」の結果が出て、再検査・要精密検査になった場合、痔だと自己判断するのも、大腸がんかと不安になりすぎるのもよくありません。便潜血陽性の原因として考えられる病気は痔、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など様々。受診すべき診療科、注腸造影検査や大腸内視鏡検査による再検査・精密検査について解説します。
がんで手術できない場合とは…手術適応の考え方
【医師が解説】体の中に悪性腫瘍であるがんが発見されれば、多くの人がすぐに手術で取ってしまいたいと考えるでしょう。もちろん外科医もその気持ちは同じです。しかし実際には手術ができないケースもあります。手術の適応をしっかりと見極め、患者さんにとってベストな治療法を提案するのも医師の役目です。ここでは、手術を行わない・できない場合の代表的な理由について解説します。
健診結果を左右する受診前日・当日の注意点
【医師が解説】仕事や家事が忙しくても、何とか受けたい健康診断・人間ドック。面倒に思う気持ちもあるかもしれませんが、受けるのであれば確実な検査結果を、しっかりと効率よく得たいものです。健康診断を受ける際に必ず注意すべき、前日・当日の準備ポイントを医師が解説します。
血液検査でわかること…数値の読み方と結果の活用法
病院や検診センターで採血をして受ける血液検査。検査結果の用紙には、γ-GTP、T-Bil、BUN、HbA1c、HDL、LDLなどの数値が並びますが、これらを基準値・異常値などの資料と一緒に読み解くのは大変です。血液検査の結果を「貧血・炎症」「肝臓・腎臓機能」「メタボ」の3つにわけ、見方のコツとポイントを医師がわかりやすく解説します。
医師が教える上手な胃カメラのコツ・胃内視鏡検査とは
【医師が解説】苦しいというイメージがある胃カメラ検査。正確には「胃内視鏡検査」と言いますが、誰しも憂鬱に感じるようです。受診を先延ばしにしてしまう人もいるようですが、がんの中でも、特に早期発見が大切な胃がんなどは、発見のタイミングが予後を左右します。苦しくない胃カメラの上手な受け方のコツを、医師として詳しく解説します。
免疫抑制細胞の減少には、シイタケ菌糸体が有用
がんの治療では常に気になるのが「再発・転移」。その再発・転移予防には、体内の免疫の働きを保っておくことが重要であることがわかってきました。そのポイントは意外なところに…。
肺カルチノイドの原因・症状
2012年、流通ジャーナリストの金子哲雄さんが肺カルチノイドで亡くなったというニュース。的確な情報もさることながら、独特の語り口と優しそうな雰囲気が印象的でした。まだ41歳ということもあり驚かれた方も多かったのではないかと思います。今回は、ちょっと聞き慣れない肺カルチノイドについて解説します。
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