いのうえ よしはる
慶應義塾大学卒業後、形成外科、一般消化器外科、乳腺外科、頭頚部外科、整形外科の研修を経て、現在、横浜いずみ台病院勤務。総合診療に従事しております。 2013.8.25 読売新聞「からだの質問箱」で巻き爪について執筆しました。 215.3.10 公明新聞で「ロコモティブシンドローム」を執筆しました。
急性硬膜外血腫の症状・診断・治療
急性硬膜外血腫は、動脈が障害されて発生する頭部外傷の中で稀な重病の疾患です。診断はCTですぐに可能です。早期の手術が必要となります。
気胸の症状・診断・治療
気胸は原因なく発生する自然気胸と肺炎、肺がんなどに続発する気胸があります。症状が強い場合、治療は入院して胸腔ドレーンを留置します。自然気胸の原因であるブラに手術適応があれば、胸腔鏡下切除が行われます。予後は良好ですが、再発リスクがあります。
食道破裂の症状・診断・治療
食道破裂は原因不明の突発性食道破裂が大部分です。飲酒やそれ以外では嘔吐に伴う破裂です。診断は食道造影で確定します。治療は緊急手術が必要なことが大部分です。最近では内視鏡治療も始められました。
深部静脈血栓症の症状・診断・治療
深部静脈血栓症は悪性腫瘍、麻痺した下肢、手術、ギプスなどが原因で骨盤や大腿部に血栓が発生します。肺に血栓が飛んだ場合、肺塞栓症を合併します。治療は薬物、手術、弾性ストッキングがあります。予後は比較的良好な疾患です。
脊椎分離すべり症の診断・症状・治療
脊椎分離すべり症は腰痛、下肢痛、下肢しびれ、下肢の筋力低下、膀胱直腸障害、間欠性跛行などの症状のため、仕事、日常生活に支障を生じます。症状、診断法、治療法について解説します。
環椎骨折の症状・診断・治療
環椎骨折は、頚椎の一番上の骨である環椎に直接もしくは間接的に外力が働き受傷し、事故、運動、日常生活の中などで発生します。診断はX線、CTにより確定します。治療としては、保存治療と手術治療の2つがあります。予後は比較的良好ですので、早期に専門医を受診してください。
脊椎変性すべり症の診断・症状・治療
脊椎変性すべり症は腰痛、下肢痛、下肢しびれ、下肢の筋力低下、膀胱直腸障害、間欠性跛行などの症状のため、仕事、日常生活に支障を生じます。症状、診断法、治療法について解説します。
くる病の症状・診断・治療
くる病は、小児に好発する骨石灰化障害です。頭、下肢、肋骨、脊椎などの変形が発生します。食事中のビタミンD不足、遺伝、母乳中のビタミンD不足、日光暴露の不足などが原因で発生します。現在増加のみられる疾患です。治療は薬物療法です。
骨パジェット病の症状・診断・治療
骨パジェット病は、中高年の大きな骨に発生する病気です。頭蓋骨、鎖骨、脊椎、大腿骨、脛骨などが好発部位です。診断のためには採血、単純X線、CTなどが必要です。治療の基本は薬物治療です。
大腿骨遠位端骨折の症状・診断・治療
大腿骨遠位端骨折は、大腿骨の膝に近い部位に直接もしくは間接的に外力が働き受傷し、事故、運動、日常生活の中などで発生します。診断はX線により容易に診断がつきます。治療としては、保存治療と手術治療の2つがあります。早期に専門医を受診してください。
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