かわな のりこ
ハウジングジャーナリストが、ライフスタイルからみた一戸建てのトレンド情報を解説。
消費税10%前に家を買うには、いつまでに何を?
年明けの政府の緊急経済対策で住宅分野でも大きな支援策が多く出そろいました。そこで今回から「2015住宅買い時の材料」についていくつかの視点から書いていきたいと思います。今回は「消費税」。消費低迷から消費税10%引上げが延期されましたが、家づくりではいつが10%前のリミットになるのか考えます。
変わる住宅観~新世代の賃貸オーナー
前回は昨今好調な賃貸住宅事業を「業界・企業サイド」から見ましたが、今度はその客である「オーナーサイド」からトレンドを見てみたいと思います。相続税改正や生前贈与枠の拡大も後押ししてか、最近の賃貸オーナーは高齢層でなく30-40代の次世代オーナーも増加。そうした次世代オーナーは賃貸経営にどんな価値を見出そうとしているのか、事例をいくつかご紹介します。
変わる住宅観~「賃貸経営」を楽しむ
住宅スゴロクはもはや過去のもの。少子高齢化、非婚化、非産化、右肩あがり収入時代の終えん…など時代の変容が急速になるとともに、「家」の在り方も変わってきています。住宅各社の最新決算、業界トレンド、各社の注力先などを交えてシリーズでお届けします。
8%消費税は住宅市場にどう影響した?
アベノミクスの信を問う総選挙が2014年12月14日に行われようとしています。消費税10%引上げは延期されましたが、8%になったことで住宅市場にどんな影響があったのか?住宅大手の決算ならびに各種報道発表を踏まえ、家づくりのタイミングを考える材料として紹介します。
消費税だけじゃない、住宅買い時を左右する要因
2014年4月の消費税増税により、その前後で住宅需要にも影響が現れましたが、今回の「8%後」の市場動向は、消費税引上げだけが要因ではないようです。その分析とともに、金利動向を含め、家づくりのタイミングを考える材料として紹介します。
住宅ウーマノミクスと100年住宅(1)
安倍首相が提唱したウーマノミクスが盛り上がる中、女性の過ごす時間の多い発言力の高い住宅業界でもそうした流れが出てきています。「ウーマノミクス」と「100年住宅」、一見関連性がないようにみえる両者に流れる共通項について、「働く女性」と「住む女性」の2つの視点にフォーカスしてガイドの私見を書こうと思います。
住まいは「箱から場の産業」へ
消費税引き上げ後の反動減が予測される中、住宅の未来をどう住まい手に提案していったらよいのか転換を迫られているのは、大手住宅メーカーだけではない。日本の住宅着工の9割を施工している全国の工務店業界にとっても喫緊の課題。最近行われた最大手フランチャイズネットの全国大会からリポート。
深澤直人氏のデザイン定義
住宅の設備や性能ではもはや大きな差別化が図れない時代、残された数少ない分野がデザインといってもいいでしょう。ただ一言でデザインといってもその意味するところは実に広くかつ深い分野です。最近の住宅業界で謳われているデザインとはどういう定義でどういうものなのか。デザイン力を強みとして打ち出す住宅企業のフォーラムから考えてみます。
「血流×HEMS」の近未来型スマートハウスとは
カギやカードキーを持たなくても、指だけ差し込めば誰が帰ってきたかわかる--そんな血流認証技術を使ったスマートハウスが登場しそうです。指紋認証よりも複製が難しく、将来的には「帰ってきた人」に合わせて照明やエアコンも制御できるという未来的な事例を紹介します。
消費税後こそ考えたい、100年住宅の再検証
ここのところ消費税8%、そして10%引上げ後の住宅について記事を展開していますが、この消費税による一時的ブームで忘れがちな、住宅のあり方の底流に流れる本質の一つ「長期優良住宅」「100年住宅」について改めて触れてみたいと思います。
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