さかね やすひろ
「住宅情報 都心に住む」元編集長。現在は高級マンションを中心に取材、執筆活動等行う。
地震に強くデザイン性に優れた免震マンション10棟
免震構造の特長を「地震力の低減」とだけ把握しているなら、それは免震の利点を半分しか理解していないことになる。アイソレータの変形で地震力の軽減をはかる免震は、その上部の耐震強度を緩和することが可能。通常より柱や梁を細くできたり、壁式構造の中高層建物が実現する。免震だからこそのデザイン性、居住性に富んだマンションを10棟抽出した。
「アルマーニ / カーザ」ギフトコレクション2011
「アルマーニ / カーザ」がギフトコレクション2011を発表。大切な方へのプレゼントに、またご自宅のホームアイテムのひとつに加えてみてはいかが!?
マンハッタンにあって東京にないもの
都心4区(港区、千代田区、中央区、新宿区)とマンハッタンでくらべてみると、面積は6,000haでほぼ同じだが、夜間人口が都心4区の50万人に対し、マンハッタンは150万人。なんと3倍ものひらきがある。昼間人口はどちらも330万人だから、いかに東京の都心部で働く人たちは通勤に時間をとられているのかがわかる。
免震マンションへの3つの疑問
免震のメリットを「揺れをおさえる」から「地震力を低減する」と表現がかわりつつある。まだ歴史が浅く、その技術が正確に認知されていない現状をあらわす端的な例ではないか。ゴムが数十階ものRC造建物を支えている事実、何十年も性能が変わらない長寿命の耐久性。それらが実感しにくいといった声はいまだ根強い。いまこそ正しい知識を身につけるべきである。
築25年のホーマットマンションが建て替えられた理由
「同潤会青山アパートメント」は築76年で解体された。おととし制定された長期優良住宅の当初スローガンは「200年住宅」である。しかし、名作マンションとして知られるホーマットシリーズのなかには築25年で建て替えを決断したものがあった。マンションの寿命は果たして何年なのか。
高級マンションは構造で選ぶ
いま、マンションの構造に対する関心が高まっている。構造の3つの考え方、耐震、制振、免震。地震の揺れに強いのはどれか? 耐久性が高い装置は? さまざまな角度から構造について考えてみよう。
世界最大の液状化、新たな恐怖「側方流動」
東北太平洋沖地震発生から4カ月が経過した。いまだ被害のすべてが明らかでないが、徐々にその内容や原因が解明されはじめている。先日放映されたNHKスペシャル「液状化現象」において、被害面積は4200ha、東京ドームの大きさにして900個分にも及ぶと報じられた。世界最大の被害をもたらした液状化の深刻さとその新たな恐怖「側方流動」についてまとめた。
「高級マンション建替え」が注目される理由
ヴィンテージマンションの建て替えが、今注目を集めている。かつての高級マンションがまた新たな高級マンションになるわけだが、高層化や隣地との共同建て替えなどそのバリエーションもじつにさまざま。建て替えマンションならではの魅力に迫る。
同潤会アパート建替え「表参道ヒルズゼルコバテラス」
「同潤会青山アパートメント」の建替え事業として、2005年に竣工した「表参道ヒルズ」。地下6階地上6階の「メディアシップ」とコンセプト付けされた建物は建築家安藤忠雄氏が設計した。上部3層が高級賃貸マンション「表参道ヒルズゼルコバテラス」である。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら