住みやすい街選び（首都圏）ガイド中川 寛子

四季を感じる、植栽に凝ったマンションが増えています。また、健康に気を使い、身近な場所で運動したいというニーズも。都心暮らしでそんな暮らしを実現できる、庭代わりになる公園がある街を探してみましょう。

シロガネーゼなる単語で一気に注目を集めた街、白金。この街には通称プラチナストリート、外苑西通りに代表されるセレブ好みの雰囲気と、白金北沢通りのような庶民的な雰囲気、2つの顔があります。

話題の新線つくばエクスプレス（TX)。駅がなく、不便だった場所が一挙に便利になる、本当の意味での新線だけに新しい住宅街が出現する可能性も大。沿線の今、未来を考えながら、周辺の街をご紹介します。

首都圏のあちこちで、住宅を含む再開発が活発に行われています。新しい街が数多く生まれようとしているわけですが、これらの街の魅力を、住みやすさと気になる将来性、資産価値の面から見ていきましょう。

住みやすい街は下水道や道路などがきちんと整備されているのはもちろん、住んでいる人が街を大事に思える、コミュニティが育まれる街でなくては。そんな街を表わすキーワードが『地域力』です。

歴史的に、地理的に見て、標高の高い場所は地価も高く、お屋敷街となる宿命の場所。その運命の必然度を今風に読み解いてみると……。

東京一、世界に知られた観光地浅草は、意外にも住んで楽しい街。身近に季節や歴史を感じられる情緒ある街並みに自治体の手厚いバックアップ。住む街浅草の事情を細かくチェックしてみると……。

一言にお屋敷街といっても、その成り立ちはいくつかに分類されます。自然の地形から発生したもの、計画的に作られたもの……。どの街がどのように作られてきたのかを見てみましょう。

東京を知っている人に「住みやすい街」と評価が高いのが東急東横線学芸大学。渋谷から急行で７分、元気のいい、こだわりの商店街に静かなお屋敷街が同居する学芸大学を歩いてみましょう。

黒板塀の残る粋な雰囲気はそのままに、地下鉄大江戸線利用で足回りの便利さがアップした神楽坂。街起こしイベントで活気を取り戻したこの街の新しい住みやすさを覗いてみましょう。