なかがわ ひろこ
住まいと街の解説者。街選びのプロが地盤、地形、歴史から街を紹介
30年以上住まいの雑誌編集に携わる経験を生かし、実際に歩いて集めた街情報を紹介します。
練馬、都心直結、便利で緑も多い区政の中心
練馬区の中心地練馬は西武池袋線、有楽町線や副都心線、大江戸線地下鉄3線が利用できる足回りに加え、駅周辺には商業施設も集まる利便性の高い街。一方で住宅街には緑も多いのが特徴です。
柏の葉キャンパス、公民学連携で進化し続ける街
2005年の開業以来つくばエクスプレス沿線は大きく変わりましたが、そのうちでも市、住民に大学が連携、個性のある街作りで変化を遂げてきたのが柏の葉キャンパス駅(千葉県柏市)周辺。街を見て行きましょう。
高台でも危険あり。盛土造成地にご用心
高台なら、災害時に揺れたり、液状化する心配はないと思われがちですが、実は高台や内陸部でも危険な場所があります。それが盛土と呼ばれる造成方法で作られた土地。どんな場所かを知っておきましょう。
大井町、3路線が乗り入れ、再開発も進行中
京浜東北線、東急大井町線、東京臨海高速鉄道りんかい線の3線が乗り入れ、都心へ、横浜へ、郊外の住宅街へとアクセスのよい大井町。商業施設、公共施設に加え、飲食店の並ぶ路地もあり、利便性の高い街です。
鶴見、丘、川、海のある国際的な街
JRの京浜東北線、鶴見線と京浜急行が乗り入れる鶴見(横浜市鶴見区)は西側に丘陵、東側に鶴見川、さらに東には東京湾と起伏に富んだ地形の街。平成22年の東口再開発以降も表情を変える街を見てきました。
震災復興に生きる、社会の「見えない財産」
災害後、復興のスピードを決める要素のひとつに「社会資本」の有無、強さがあるといいます。人間関係のあるコミュニティは強いと言い換えてもいいでしょう。実際の例を聞いてきました。
南浦和、2線利用可、スーパー充実の住宅街
京浜東北線、武蔵野線が交差する南浦和(さいたま市南区)は人口増を理由に昭和36年に地元からの要望で開業した住宅のための駅。京浜東北線始発駅であり、スーパーも多い、利便性の高い街のひとつです。
都立大学、緑道と坂、高台の連なる住宅街
東急東横線の各駅停車駅都立大学(目黒区)は手前の学芸大学、お隣の自由が丘に比べると静かでのんびりした雰囲気のある街。桜の名所である緑道と坂道が印象的なこの街の住み心地を見て行きましょう。
東京、横浜、川崎、埼玉、千葉の地盤を見る
住まい選びで気になる地盤情報ですが、首都圏の各都県はネット上で調べることもできます。自治体によって情報量、使い勝手その他はかなり異なりますが、参考にはなるはずです。
地盤の強さをネット上で見る、調べる
住まいの安全には地盤が重要とは言うものの、地中の様子は外からでは分かりません。しかし、最近では地盤調査の結果がインターネットも含め、多く公開されていますから、そこから推察する手があります。
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