なかじま たつおき
数々の受賞歴を持つ照明デザインのプロが、賢い照明器具の選び方、活用法などを伝授!
デザインと機能が進化した、LEDソーラーライト
ソーラーライトは太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して光を出す照明器具です。近年、発光効率の高いLEDランプの普及とともにそれらの性能が高まっています。輝きの演出を楽しむものから明るさの得られるタイプまで種類がありますが、今回は光の色と輝きの演出を可能にしたソーラーライトを紹介します。
シャンデリア物語-クラシックシャンデリアの歴史
経済が回復すると、シャンデリアが売れます。「シャンデリア」という言葉の響きに高級なイメージがあるのは、ヨーロッパの照明の歴史を探っていくと分かります。シャンデリアは中世盛期から近世にかけてさまざまな様式のデザイン発展が見られます。この間に登場したシャンデリアをクラシックシャンデリアと言い、今日でもこれらの様式を参考にしたシャンデリアは人気があります。
スマホを使って、家の照明にメリハリをつける方法
空間の明るさ感や雰囲気は照度の絶対値を知ることと同時に、照度対比(照度均せい度)を求めることにも意味があります。ではそれを求めるにはどうするか?今日ではスマートフォンで照度が測れるアプリが無料でダウンロードできます。これは照度値に誤差がありますが、照度均せい度の計測には役立つと思います。
暮らしを楽しむカラー照明
以前ご紹介したスマートLED照明「Philips hue (フィリップス ヒュー)」の新製品が発表されました。長さ2mのテープ状の「ライトリボン」と置き型で間接照明に適した「ブルーム」と言われる商品です。これによって家庭照明の演出に新たな効果が期待ができるようになりました。
60周年を迎えたZ-LIGHT
Z(ゼット)ライトの名前を聞いたことのある方は多いと思います。アーム式器具で、灯部(ヘッド)の操作によって簡単に明るさや光の広がりなどを変えることができるため、勉強やその他の視作業に最適です。このZライトが年々進化しながら今年で60年目を迎えました。
LED照明時代で重視される視覚特性
LEDが普及するにしたがって、照明は光源の寿命や効率といった経済性から、光の質に関心が寄せられつつあります。なかでも照明によって眼精疲労を訴える人もいて「照明と視覚」に関心が高まっています。そこで、目に優しい照明の実践のための一助になれば、と今回は照明と視覚特性について紹介します。
内装材を効果的に見せる住宅の照明プランニング術
住宅における内装材の選定は空間の雰囲気や明るさなどの機能性に大きく関係してきます。特にその効果をより生かすために照明の当て方が重要になります。しかし住宅では、実際に照明と内装材は別の所で打ち合わせが行わていることが多く、一体になって検討されていないのが現状といえます。そこで今回は内装材と照明の関係を考慮した照明プランニング術を紹介したいと思います。
照明の意識を高めることで約束される快適空間
OZONEにある住まいの照明体感ラボに、この度LEDシーリングライトが設置されました。その目的は、照明を意識することの重要性を体感してもらうことです。普通は天井にシーリングライトが付いてしまうケースが多いので、その時の光の状態と、設計の初期の段階から照明を意識して多灯分散や寛ぎの雰囲気に合った色温度、および高演色を考えた照明を体感することで、その違いが比較してわかるようになっています。
新時代のデジタルキャンドル
今回はインゴ・マウラーの新作を紹介します。器具は細長い一本のキャンドルスチックのような形状をしており、その先端には120灯を超える小型のLEDチップが組み込まれて、デジタルパネルを構成しています。デジタルパネル部分がまるでろうそくの炎が微風で揺らめくような動きを見せる、それは新時代のデジタルキャンドルを彷彿させます。
光の広がりや色温度の変化を手軽に楽しめる照明
新LEDチップを搭載したLED電球は照明の質を高め、今後、LED照明分野での普及が見込まれます。さらにこの種のランプには特殊なマグネットが付いており、同様にマグネット付きのレンズやフィルタのアクセサリの脱着で、LED電球の光の広がりや色温度が容易に変えれれる照明システムが登場しました。
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