ひらが こういち
マンションに精通したガイドが、上手な住まい方に関する情報をお伝えします!
これ以上やさしく書けない「住宅ローン減税」の基本
税制は難しくて、よく分からない ―― 誰もが同じ感想をお持ちのことでしょう。「住宅ローン減税」制度も例外ではなく、確定申告はしたものの還付額には不満という人、少なくないように思われます。しかし、よくよく考えてみると、本人の勘違いということも珍しくありません。それだけ、制度が複雑ということです。本コラムを参考に、些細な疑問を解消してください。
長期優良住宅 こんな場合は認定取り消し!
新法がスタートしてから丸1年。認定件数は7万件(2010年5月末)を超えるまでになった長期優良住宅ですが、実は、維持保全を計画通りに実施しないと認定が取り消される可能性があります。せっかく追加出費して手に入れた高耐久住宅が、「一般住宅」と同じ扱いになってしまうのです。これは由々しき事態と言わざるを得ません。そうならないためにも、法律を再確認しておく必要があります。
スマートパワーで「マンション値引き」を勝ち取ろう
景気は持ち直していると言われつつも、雇用・所得環境は不透明なままです。こうした「実感なき景気回復」の中で、どのような住宅購入方法が最適なのか、その答えは容易に見つかりません。価格の下押し圧力が強まる現在、ただ安ければいいというわけにはいかないのです。品質を維持したまま割安感を手に入れるには、「値引き交渉」以外に最善策はありません。そこで元営業マン直伝、マンション値引きのテクニックをご紹介します。
プロパストと日本航空 類似する経営破綻スキーム
5月14日、マンション分譲の「プロパスト」が民事再生法の適用を申請しました。09年後半から収束したかに見えたマンション不況の影が、ここへ来て再燃した格好です。ただ、同社の再建スキームには今年1月に会社更生法を申請した「日本航空」と類似した点があります。市場への悪影響を最小限にとどめるための配慮が、こうした手続き方法からも感じ取れます。
タワーマンションを買っていい人 買わない方がいい人
マンション不況と言われる中でも、総じてタワーマンションの売れ行きは堅調です。中低層のマンションにはない、特有の魅力が人を引き付けるのでしょう。しかし、メリットがあればデメリットがあるのが世の常。この長所・短所どちらもきちんと把握した上でないと、購入に踏み切るのは危険です。はたして、タワーマンションを買ってはいけない人とはどのような人なのか、購入検討中の人は要必読です。
資産価値の落ちないマンション 8つの必須条件
マンション選びの判断基準として、しばしば「資産価値」が意識されるようになっていますが、その半面、資産価値についての定義が曖昧で、「売りやすい」「貸しやすい」ことだけが一人歩きしています。こうした傾向は実に危険でなりません。一体、資産価値の落ちにくいマンションとはどういうマンションなのか、今回は8つの必須条件をご紹介します。
欠陥リフォームの味方!リフォーム瑕疵保険
ずさんな工事など悪質リフォームが後を絶たない中、欠陥リフォームに対する保険制度が創設されました。その名も「リフォーム瑕疵保険」。どのような仕組みなのか概要を紹介します。
建築士が選ぶ「いらない共用施設」TOP5
「一戸建て」か「マンション」か?―― マンション派の多くが共用施設の充実を選択理由の1つに挙げます。しかし、その必要性は絶えず変化しており、いらない施設もあるはずです。今回はそのTOP5を紹介します。
意外と勘違いしやすい住宅ローン減税の盲点
私、ガイドのところにも「住宅ローン減税」に関する多くの質問・相談が寄せられています。改めて関心の高さを実感しています。そこで、今回はこうした質問を整理し、コラムにまとめてみました。
私はこうして管理会社を変更しました(1)
昨年11月、デフレ宣言が出されました。デフレとは持続的な物価の下落です。では、物やサービス価格が下落するのに、どうして管理費は下がらないのでしょう。こうして管理組合の攻防戦が幕を開けることとなりました。
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