さがわ あきら
間取り博士とよばれるベテラン建築家
住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。
2013年求められる理想の住まいとは
東日本大震災後、より安全・安心で省エネな住まいへの関心が高まっています。特に省エネに対する関心は高く、スマートハウスといった言葉も多く聞かれるようになりました。今求められる理想の住まいとはどんな住まいなのか、2013年の初めにあたり、いくつかのキーワードを探してみましょう。
雨漏り事故は家のつくり方が引き起こす
昨年、雨漏りの事故による保険金の支払い件数は1302件。そのうち91.7%が屋根及び壁の防水事故で支払われました。これらの事故の内容はこれまでと違った事故で、家のつくり方の変化と大きく関連性があるのです。そのつくり方の変化とはどういう変化なのでしょうか?
合板でつくる耐震の家
住宅は住み心地ももちろん大切なことですが、その前に大前提として家族の安全を守る強い構造でなければなりません。木造住宅では筋かいによる耐力壁が主流でしたが、近年はこれに変わって構造用合板が使われることが多くなりました。今回はそんな合板についての解説をしていきます。
コンビニから間取りのコツを学ぶ
今回は誰でも1度は行ったことのあるコンビニを参考にしてみましょう。コンビニはどのようなゾーニング計画になっているか、また動線計画はどのように工夫されているのか?住宅を設計する際に参考になることがたくさんあります!今回はイラストもたくさんですよ!
反射率を考えて内装材を選ぶ
内装材を選定する際、反射率を気にしたことはありますか?この反射率は家づくりにおいて、心の落ち着く・落ち着かないを決定づけるものでもあります。日本人の肌の色の反射率に近い材料を選ぶと、落ち着いた空間を演出することができます。今回はそんな反射率について学んでいきましょう。
コストダウン5つのテクニック
注文住宅を建てるからといって気合いが入りすぎると、後々コストという壁にぶち当たり、結局コストダウンを図らなければなりません。ひとつひとつの設備機器や材料のコストはわずかなアップであっても、積み重なると大きな金額になっていくのです。しかしあまりコストばかりを意識して満足のいかない家づくりはしたい・・・そんな方にコストダウンの5つのテクニックを伝授します!
最高の住まいをつくる間取りの第一歩
注文住宅を200軒以上つくってきた経験を活かして、具体的なアイデアや提案をまとめた本が出版されました。『最高の住まいをつくる間取りの教科書』というタイトルです。今回はその本の一部を抜粋する形で間取りを考える第一歩としての考え方をまとめています。これまでオールアバウトで書いた記事なども活かした本となっています。記事はもちろん、この本も読んでいただければ嬉しいです。
プラスαのこだわり空間をつくる
現代の住まいは機能的かつ目的化された間取りがほとんどです。機能的な間取りももちろん大切ですが、自分がこだわったホッとするスペースもほしいものです。間取りの関係上、書斎やユーティリティなどをつくるのが難しいこともありますが、そういった時には部屋の隅にコーナーを設けるのもよいでしょう。実例を交えてご紹介していきます。
帰りたくなる家をつくる
学校や勤務先でイヤなこと、つらいことがあっても、ホッとできる家があれば心が安らぐものです。心が安らぐ大きな理由は、家族がいたり慣れ親しんだ空間に身を置くことなどさまざまあるでしょう。帰りたくなる家、ホッとする家をつくるには「共感覚」がポイントです。
注文住宅の工事トラブルを防ぐ4つの図面
注文住宅で、何のトラブルもなく順調に工事が進んでいても急に現場が慌ただしくなることがあります。それは内装工事に入ってからのトラブルです。トラブルの原因は、イメージと違う、取り付ける位置や高さのミス、品番が違うなど施工側のミスもあれば建て主の勘違いもあります。さらに図面の記入漏れやミスもあるでしょう。いずれにしても工事の流れの中で内装工事に入った時がターニングポイントです。
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