さがわ あきら
間取り博士とよばれるベテラン建築家
住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。
安心・安全な家づくりは接合金物が重要
木造軸組工法において、土台や基礎などの端部、又は構造耐力上主要な部分である継手や仕口を緊結することは、力を有効に伝達するためにとても重要です。接合部分で金物のはたす役割についてはあまり取り上げられることはありませんが、安心・安全な家づくりにおいてはとても重要なポイントなのです。
ことばの意味から間取りを考える
建築の用語の中には動植物に関することばや仏教からきたことばなど様々あります。鴨居や敷居、欄間、玄関・・・どの言葉にも意味や由来があるのです。今回は言葉から間取り考えていきましょう。
家を建てたい-その前に知っておくべき基本の基本
家を建てたいと考えても家づくりは専門用語や住宅ローン、そして今は何がトレンドなのかなど戸惑うことがたくさんあります。そこで今回は、家を建てたいと考えているがその前に知っておくべき基本をとりあげてみました。
建て替え新築住宅で見落としがちな費用
建て替え住宅は隣地との境界があいまいだったり、地盤が悪かったりと思いがけない費用が発生します。では思いがけない費用とはどんなところでしょうか?
建物を美しく老化させるには水のコントロールが鍵
竣工時はとてもきれいな建物だったにもかかわらず自然環境にさらされることで汚れたり傷んだりして美観は失われ、住まいの寿命を短くするケースも多くみられます。建物を美しく老化させるには何が大切なのか考えてみましょう。
雨漏りの原因はシンプルモダンにあった
小屋裏や壁内など普段目配りしづらいところの雨漏れが長年続くと、建物の構造躯体に影響を及ぼし、カビやダニの発生原因にもなります。さらに住む人の健康に悪影響も与えかねません。雨漏れは屋根と思い込んでいる人が多いかもしれません。意外なところから侵入します。では、その意外なところとは一体どこなのでしょうか?
日射遮へいを活用して季節の変化に対応する
開口部は外壁と比べると熱損失が大きいところです。敷地条件によって時には大きな開口部がほしいときもあるでしょう。しかし大きな開口部は住まい全体の断熱性で考えると弱点になりやすいところでもあります。四季折々の変化はもちろん、デザイン性なども含め全体のバランスを考慮して断熱と開口部のあり方を考えてみましょう。
これからの家づくり断熱ばかりではなく遮熱機能も大切
これまで省エネといえば建物の躯体、設備機器といったことに関心がむけられていました。断熱性能を上げて省エネにつなげることもあります。断熱といれば外断熱や内断熱の議論や省エネ機器の開発が主です。このように断熱という言葉は多く聞かれるのですが、省エネには遮熱をどう工夫するかも大切なポイントです。今回は遮熱について学び、省エネ住宅に活かしていきましょう。
施主の要望「~的」「~性」をどう読み取る
家を建てたいと相談に来た施主の要望を聞くと、機能的・効率的・創造性などといった便利ではあるけれども具体的にわかりづらい言葉をよく聞きます。そして建築家はこの便利な言葉に悩むのです。
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