さがわ あきら
間取り博士とよばれるベテラン建築家
住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。
家づくりで見落としがちな換気のポイント
近年、住宅の高気密・高断熱化にともなって、化学物質などが建物の外に出ることなく住まいの中に残り、健康を損なうことにつながっています。高気密、高断熱の本来のメリットをいかすには、通風や換気計画を検討することが大切です。今回は、健康な日常生活を営むために、見落としがちな換気のポイントについて考えてみましょう。
赤ちゃんにとって良い住まいとは
赤ちゃんにとって良い住まいとはどんな住まいなのでしょうか?どんなところに注意が必要で、どんな環境が適しているのか。また、家事の負担を少なくする工夫とはどんなものがあるのか?考えてみましょう。
80m2・100m2・130m2 広さ別、一戸建ての間取りの工夫
平成23年度における新築住宅の延べ床面積の全国平均は131.9m2(約40坪)です。東京は、全国の中で一番狭く、平均65m2、大阪は平均75m2となっています。今回は、80m2、100m2、130m2の3つの広さについて、それぞれ間取りでの工夫の仕方を考えてみましょう。
地震・火災・防犯に強い家づくりの基本
東日本大震災で災害の恐ろしさを再認識した私たちは、改めて防災の大切さとどんな対策をしていけばよいのかを知りました。特に大震災で強く印象づけられるのは建物の倒壊や損傷です。基礎的なチェックポイントとして耐震・火災・防犯の3つをとりあげ、間取りを考える際注意しなければならないことをまとめてみましょう。
間取りで迷う、吹き抜けと階段のメリットデメリット
注文住宅では、あれこれと自分の気に入った設備機器や仕上げ材を選べる楽しさがあります。その反面迷うことが多いのも注文住宅です。特に間取りにおいては、リビングと階段について迷いが生じると、全体の間取り構成に大きく影響を及ぼします。そこで、リビングと階段の迷うポイントを整理してみます。
わが子を事故から守る「家」のつくりかた
厚生労働省の人口動態統計年報のここ数年のデータによると交通事故で亡くなった人は年間7千人ですが、家庭内事故で亡くなった人はその2倍近くの約1万4千人にも及びます。家を建てる際、予算や間取り、設備機器などに目を奪われがちになりますが、同時に住まいの安全安心についても十分配慮する必要があるのです。
建築中の隣家トラブルを防ぐため事前に確認したいこと
家づくりは自分の土地に建てるのだから特別違反をしなけげば自由に立てることができます。しかし敷地が狭小であったり前面道路が狭かったりすると、工事をするにあたり何かと近隣には迷惑をかけてしまうものです。近隣の方とはこれから長いお付き合いなるでしょうから、仲良くしておきたいですね。
生垣の種類と作り方 高さ・樹木(樹種)・植栽の基本
生垣は「仕切り」「侵入制御(人止め)」「視線制御(目隠し)」「環境制御(防風・防火)」などを目的として用いられています。基本的な生垣の考え方を学び自分達に合った生垣をつくっていきましょう。
窓と間戸が健康住宅をつくる
健康住宅をつくることとは、人の営みがストレスを感じることなく自然環境に順応していくということです。健康住宅になるキーポイントは光と風です。良い住まいとは光と風をどう読み解き、住まいの中に生かしていけるかなのです。今回は窓と間戸について解説していきます。
断熱性、悪さの犯人は窓にあり
環境に配慮した住まいづくりのためには、生活スタイルを見直すことはもちろん、環境負荷の低減、資源の有効利用、省エネルギーを取り入れるなどの住まいづくりが求められています。住まいの「気密化」と「断熱化」もその一つです。断熱化の中でもっとも影響を与えるのが窓です。
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