時代と共に生垣の役割も変化していきます

昔の住宅地は平地に家を建て、そこに目隠しを目的として生垣をつくりました。生垣の高さは1.8m前後でした。現在の住宅地は昔と比べ造成地が多くなり、コンクリート擁壁の高さが道路面よりも高かったりするので、生垣の高さはそれに合わせて1.0m前後でつくられています。さらに住宅地は年々狭小化しており、大きな樹木を植える場所は少なくなる一方です。住環境の変化と共に人々の意識も変わり、生垣に求められる役割も変わってきています。
基本的な生垣の考え方を学び自分達に合った生垣をつくっていきましょう。

生垣の主な目的

生垣という呼び方は、生きている樹木を垣として用いることからそう呼ばれています。以前は、枯枝や割板を並べて使用し、垣や垣根などと呼んでいました。現在、生垣は「仕切り」「侵入制御(人止め)」「視線制御(目隠し)」「環境制御(防風・防火)」などを目的として用いられています。さらに昨今は、街並み景観向上など「美観的寄与」への期待も大きくなってきています。