フランスガイド野口 裕子

一度は泊まってみたい、憧れのシャトーホテルはフランスならではの宿泊スタイル。歴史ある建物が多く、サービスも一流です。ちょっと敷居が高いと思われがちですが、日本の代理店やネットで情報も得やすくなっています。一生の旅の思い出となることは間違いありません。

フランス人の生活がかいま見られるのが部屋を間借りするB&B。フランス語でシャンブル・ドットとも呼ばれています。いろいろなタイプの大家さんがいるので、当たり外れはありますが、それも旅の思い出。現地の人との触れ合いは、何事にも代え難い経験になるでしょう。

フランスは日本でも人気の海外旅行先であることから、旅行商品も顧客のニーズに合わせた多種多様なプランが揃っています。自由優先の個人旅行、すべておまかせのパッケージツアー、その間のいい所を取ったフリーツアーなど……じっくり検討して、日程や目的に合ったものを選びましょう。

日本とフランスを繋ぐ航路は、直行便、そして経由地で乗り換える経由便とを合わせると、数多くの選択肢があります。値段、総移動時間、マイレージ、手荷物重量制限など様々な条件を検討して、ベストなチケットをゲットしたいところ。選び方のヒント、ご紹介します。

色とりどりのマカロン、クリームやフルーツをふんだんに使ったケーキ……甘いもの好きならフランスならではのスイーツを是非試したいところ。最初はしつこく感じるかもしれませんが、最後にはその味に虜になってしまうから不思議です。

暑い夏に食べたくなる冷たいスイーツ、アイス。パリではここ何年かでちょっとしたアイスブームが起こっていて、次々と新しいお店ができています。ここでは特に人気の正統派アイス、フローズンヨーグルト、イタリアンジェラートの専門店をそれぞれご紹介します。

カカオをはじめとした原料にこだわり、熟練した職人が作り上げる究極のスイーツ、ショコラ（チョコレート）。比較的長持ちし、お土産として持ち帰れるメリットもあるので、色々な味を試してお気に入りのショコラを見つけて下さい。

旅のプランを考えるうえでカギを握るのが、交通手段。フランス国内の交通手段としては、飛行機、鉄道、バス、レンタカー、タクシーなど多岐にわたる選択肢が充実しています。目的、時間、行き先等条件に合わせて自分に合った交通手段を選び、効率的に移動しましょう。

チュイルリー庭園の西、コンコルド広場から凱旋門まで伸びるシャンゼリゼ大通りを中心に広がるこのエリアは、世界を代表する観光地と呼ぶに相応しく、星付きレストラン、高級ブランド店、有名ホテルなど一流店や大型チェーン店が集まりいつも賑やか。パリに来たなと実感できること間違いなしです。

古い建物が並ぶ歴史的な地区にも関わらず次々と話題のブティックやレストランがオープンし、常にパリのトレンドを牽引しているマレ。その東には、民衆が蜂起しフランス革命の発端の舞台となったバスチーユ広場を中心とし、現在は夜遊びスポットとしても知られるバスチーユ。変わりゆくパリの今をリードするこの2つの地区をご紹介。