阿部 和穂

脳科学・医薬ガイド阿部 和穂

あべ かずほ

薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者

東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。

ガイド記事一覧

  • なぜ人間は笑うのか? 脳科学的に見る3種類の笑いと効能

    なぜ人間は笑うのか? 脳科学的に見る3種類の笑いと効能

    【脳科学者が解説】「笑う門には福来る」ということわざがあるように、笑うことは古くからよいこととされ、健康維持にも効果的という考えもあります。ところで、私たちはどうして「笑う」のでしょうか。サルやネコなど人間以外の動物も笑うことがありますが、人間にしかない笑いの感情もあります。3種類に分けられる笑いとその効果について、脳科学的に解説します。

    掲載日:2023年02月16日脳科学・脳の健康
  • 失語症研究がきっかけに…大脳の「機能局在論」とは何か

    失語症研究がきっかけに…大脳の「機能局在論」とは何か

    【脳科学者が解説】脳、特に大脳皮質が部分ごとに違う機能を担っているという考えを、一般に「機能局在論」と言います。今の脳科学の土台となっているこの考えは、失語症患者の研究から明らかになりました。言葉を話すための「ブローカ野」、言語を理解する「ウェルニッケ野」など、人間だけが持つ「内容を理解し、話す」ことの複雑さと面白さを、脳科学の視点で解説します。

    掲載日:2023年02月16日脳科学・脳の健康
  • 飲み合わせによっては危険?注意すべきサプリ・トクホと医薬品の組み合わせ

    飲み合わせによっては危険?注意すべきサプリ・トクホと医薬品の組み合わせ

    【薬学博士・大学教授が解説】健康のために栄養補助食品でもあるサプリメントやトクホ(特定保健用食品)を愛用している方は多いことと思います。しかし健康効果の期待しすぎは禁物です。これらは医薬品ではなく食品ですし、医薬品との組み合わせによっては、リスクがあるケースもあります。分かりやすく解説します。

    掲載日:2023年02月02日食生活・栄養知識
  • 同じ薬なのに名前が違う?なぜ医薬品には複数の名称があるのか

    同じ薬なのに名前が違う?なぜ医薬品には複数の名称があるのか

    【薬学博士・大学教授が解説】薬の名前の付け方は面白く、たいてい一つの薬が複数の名前を持っています。化学名、開発コード名、医療者が使う一般名に加え、商品名(正確には「販売名」)はさまざまです。同じ成分で同じ効果を持つ薬でも名前がさまざまな一方、別の薬なのに酷似した名前を持つものもあり、取り違えが起きてしまったケースもあります。薬の名前はどう付けられるのかをわかりやすく解説します。

    掲載日:2023年02月01日
  • 「安くて質が悪い」は大間違い!実績あるジェネリック医薬品を選ぶメリット

    「安くて質が悪い」は大間違い!実績あるジェネリック医薬品を選ぶメリット

    【薬学博士・大学教授が解説】薬局の窓口で利用するか尋ねられる「ジェネリック医薬品」。安い分、質が悪い薬なのではと思っていませんか? それは大きな誤解です。薬の特許と、先発医薬品と後発医薬品の関係を知れば、ジェネリックが、安い上に「実績がある薬」であることが分かると思います。わかりやすく解説します。

    掲載日:2023年02月01日
  • アミロイドβは「脳のゴミ」?この考え方が適切ではない理由

    アミロイドβは「脳のゴミ」?この考え方が適切ではない理由

    【脳科学者が解説】「アミロイドβは脳のゴミ」という解説をよく見かけます。認知症の主な原因疾患である「アルツハイマー病」は、アミロイドβが原因だとする「アミロイド仮説」に基づいた言葉でしょう。しかし「脳のゴミ」という言葉を使うのは、適切とは言えません。アミロイドβはそもそも悪いものではない可能性もあるからです。わかりやすく解説します。

    掲載日:2023年02月01日認知症
  • 「合法な国がある=安全」ではない!マリファナの急性効果による心身の症状

    「合法な国がある=安全」ではない!マリファナの急性効果による心身の症状

    【薬学博士・大学教授が解説】近年、海外の一部の国では大麻の合法化が進んでいると伝えられていますが、決してマリファナが安全と認められているということではありません。マリファナの使用は、一度だけでも、身体的・精神的に影響を及ぼします。個人差がほぼない、マリファナの急性効果について解説します。

    掲載日:2023年01月23日依存症
  • 認知症予防に重要な「減塩」…食塩の過剰摂取と認知障害の関係

    認知症予防に重要な「減塩」…食塩の過剰摂取と認知障害の関係

    【脳科学者・薬学部教授が解説】塩分の過剰摂取は高血圧を招き、高血圧が認知症の引き金になることは、これまでもよく知られていました。しかし最近になって、塩分の過剰摂取が血流の変化とは関係なく、直接脳の神経細胞の変性と認知障害を引き起こすという驚きの研究論文が科学誌ネイチャーに掲載されました。認知症予防における減塩の重要性を解説します。

    掲載日:2023年01月23日食生活・栄養知識
  • 酔いの自覚がなくても…飲酒後の運転で事故が多発する理由

    酔いの自覚がなくても…飲酒後の運転で事故が多発する理由

    【脳科学者が解説】飲酒運転による事故は、フラフラになるほど泥酔した人が起こすものだと思っていませんか? それは大きな誤解です。「一杯だけだから大丈夫」「全く酔っていない」「もう酔いが醒めた」……。そういった判断でハンドルを握るのは非常に危険なのです。なぜ一滴でも飲んだら、酔いの自覚がなくても運転してはいけないのか、わかりやすく解説します。

    掲載日:2023年01月20日飲酒・アルコール
  • お酒を飲むと物が二重に見える…アルコールで目がおかしくなるのはなぜ?

    お酒を飲むと物が二重に見える…アルコールで目がおかしくなるのはなぜ?

    【脳科学者が解説】お酒を飲むと物の見え方がおかしくなった経験はありませんか?とくに、片目だと正常に見えるのに、両目だと物が二重に見えてしまうことがありますが、なぜそんなことが起きるのでしょうか。飲酒で変わる見え方の不思議について、わかりやすく解説します。

    掲載日:2023年01月18日飲酒・アルコール
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