あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. 認知症になると、今朝の食事など、最近のことほど忘れてしまうのはなぜですか?
【脳科学者が解説】認知症の方は、昔の出来事は鮮明に覚えていても、ついさっき食事を済ませたことなどを忘れることがあります。記憶は時間が経つほど薄れてくるものなので、最近の出来事の方がよく覚えているはずですが、認知症の方はどうして昔の出来事の方をよく覚えているのでしょうか。わかりやすく解説します。
Q. 海外旅行先の食べ物でお腹を壊すことがあるのは、何の差でしょうか?
【大学教授が解説】海外旅行では、水や食事に注意しなくてはならないとよく言われます。その土地ならではの食事も旅の楽しみの一つですが、旅先で下痢や嘔吐などの食あたりになるのは避けたいものです。同じ人類なのに、現地の人と同じものを食べて、お腹を壊してしまうことがあるのはなぜでしょうか。考えられる原因をわかりやすく解説します。
Q.「ミネラルウォーターで薬を飲んではいけない」って本当ですか?
【薬学部教授が解説】薬は水か白湯で飲むことが大切で、コーヒーやジュースで飲んではいけません。では、水の一種であるミネラルウォーターはどうでしょうか? 実は種類によっては薬が体に吸収されにくくなり、期待する効果が得られなくなることがあります。わかりやすく解説します。
Q. 天気が悪いせいで、メンタルが不調になることはありますか?
【脳科学者が解説】雨の日や曇りの日は気持ちが沈む……。天気とメンタルの状態は、科学的にも関係があると言えるのでしょうか? わかりやすく解説します。
お酒を飲むとトイレが近くなるのはなぜ?
【脳科学者が解説】ただの水よりもアルコールが入ったお酒の方がたくさん飲めてしまうのはなぜでしょうか? また、お酒を飲むと頻尿になりやすく、トイレが近くなります。体内の水分量を調節する仕組みとお酒の関係を解説します。
言った言わないの水掛け論…記憶が変わりやすい「エピソード記憶」とは
【脳科学者が解説】「たしかに言った!」「言っていない、聞いていない」といった水掛け論。職場の人間関係や嫁姑問題などでも、双方の記憶に基づく主張が真逆で、平行線をたどることになってしまうことがあります。これは私たちの脳の「エピソード記憶」の性質によるものかもしれません。わかりやすく解説します。
実はすごい!人間の「記憶」…コンピューターにはできないことも
【脳科学者が解説】人間の脳とコンピューターが比較され、「どちらの記憶力が優れているか」といっ議論がされることがありますね。コンピューターの方が優れていると思う方が多いかもしれませんが、実は単純な話ではありません。人間の脳の優れた「記憶」の仕組みについて、わかりやすく解説します。
Q. 犯罪行為をした人に病気が疑われる場合、どうなりますか?
【脳科学者が解説】犯罪行為・違法行為は許されることではありません。しかし何らかの病気だと診断され、そのために犯罪行為をしてしまったと判断された場合、「心神喪失」「心神耗弱(こうじゃく)」を理由に、無罪になったり減刑されたりすることがあります。わかりやすく解説します。
Q. 病気が原因で、犯罪行為をしてしまうことはあるのでしょうか?
【脳科学者が解説】万引きや痴漢などの犯罪行為は許されることではありません。しかし、本人の人格・性格に関係なく、反社会的・非道徳的な行動を取ってしまう病気もあります。わかりやすく解説します。
Q. 記憶力を上げる方法はある?記憶力は鍛えられるのか
【脳科学者が解説】記憶力を上げる方法はあるのでしょうか? 「記憶力を鍛える方法」「記憶力がUPする食べ物」などを見かけることがありますが、それらで記憶力は実際に高まるのか、脳科学的な見地からわかりやすく解説します。
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